前回0706作戦に参加した顛末をレポートしたが、実は遡ること6月からエヴァンゲリオン(とゴジラ)に振り回されて西へ東へと行ったり来たりだった。覚えているうちに福岡、そして大阪のこともレポートしておく。
6月に「富野由悠季の世界」展のため福岡に飛んだのは以前書いたとおりだが、実はもうひとつの目的が「エヴァンゲリオン 使徒、博多襲来」を見ることだった。
キャナルアクアパノラマ第10作「エヴァンゲリオン 使徒、博多襲来」6月1日(土)公開 | CANAL CITY HAKATA
これは博多駅からほど近い総合ショッピングエリア キャナルシティ博多の、噴水とプロジェクションマッピングを駆使した上映イベントの最新コンテンツで1日に2~3度、無料で公開されているもの(スケジュールは時期により異なる模様)。
制作をメインで手がけるのは新劇場版のスタジオカラー、ではなくスタジオQ。カラーが九州に設立したCGスタジオ初の作品ということで、どういった映像になるのか非常に気になり生で見たかったのだ。
肝心の内容はというと…シン福岡市に襲来した第4の使徒・サキエルとエヴァンゲリオンが戦うというなんちゃってIFストーリー。なんといっても劇場版クオリティで描かれる全編CGの新作エヴァストーリー、そしてエヴァ初号機、弐号機、零号機のみならず8号機が共闘するのが最大の魅力。これまでの新劇場版では見ることができず、おそらく『シン・エヴァンゲリオン』でも見ることができないゴールデンメンバーだろう。彼ら彼女らが異常に強いサキエルを迎え撃つ!負けるなエヴァ!頑張れエヴァ!博多の未来は君たちにかかっている!
10分に満たない全容はぶっちゃけYoutubeなどでも確認することはできるが(現地では「長時間の撮影は禁止」という言い回しだったのが規制する気もないのだろう)、向かいのホテル壁面を利用した大パノラマと噴水の見事な演出と迫力はPC・スマホじゃ全く伝えられないので、これから福岡に行く機会があるという人はぜひ現地で確認してみてほしい。
なおエヴァンゲリオンの上映前後にはインベーダーとゴジラの上映があり、特にゴジラは楽しみにしていたのだが……不運にもどちらも機材トラブルが発生。観客のスマホと連動してインベーダー/ゴジラと戦う演出がまるまるオミット(画面中央が映らない!)でなんとも寂しい形に。
幸いエヴァンゲリオンには連動演出がないので行けば必ず見ることができるはず。とはいえいつかは上映期限が来るだろうからスケジュール確認は忘れずに。
次回はラスト、大阪USJ編。