今更ながら、昨年発売の『ファイナルファンジー16』を購入した。
Amazonで激安だったのでもうすぐ『ファイナルファンタジー7リバース』発売なのでテンション上げようと思って買ったのだが、始めてみると「声がぼわぼわ反響っぽく聞こえる」「後ろから音が聞き取りづらい」というのが気になった。
以前本ブログで書いたように、現在「サウンバー HT-A5000」「サブウーファー SA-SW3」「リアスピーカー SA-RS5」という構成で視聴環境を整えているのだが、「天下のFFがこんな音で妥協してるわけがない!」と思い、このゲームをベンチマークとして音響設定を見直してみた。
結論から書くと、以下の設定に変更したことで最適化できた。
PS5の設定
HT-A5000(SA-RS5含む)の設定
- 設定する→詳細設定→マニュアルスピーカー設定(距離、側壁までの距離、天井までの高さを入力)
ボワボワ聞こえた件については、PS5の3Dオーディオが邪魔していたらしく(本体機能で独自に3Dっぽく聞こえるようにする設定のよう)、OFFにしたら聞こえが良くなった。
また後ろからの音が聞き取りづらい件、これは以前から映画鑑賞時などに気にはなっていたのだが、SA-RS5のAmazonレビューを見ると同様の指摘があったのでまあ機器の性能がこんなものなのだろうと思い込んでいた。しかし今回は「もしかして音場設定がうまくいってないのでは?」と勘繰ることにして、通常は機器がオートで行ってくれる音場設定を、わざわざ部屋内の機器間距離をメジャーで測って入力してみた。するとどうだろう、めちゃめちゃ音が立体的に聞こえる!!
音で敵の位置がわかるだけでなく、何より驚いたのが敵の砦に入った時の出来事。なんと天井から滴ってくる水滴の音が本当に上から聞こえる!!びっくりして思わず天を仰いでしまった。音響機器はとことん設定を追い込むのが大事だと、改めて思った次第。
FF16のおかげで音響機器設定を見直せたので、これからの自宅映画鑑賞が楽しみで仕方ない。もちろんFF16をプレイするモチベも上がったし、FF7リバースも最高の環境で楽しめそうだ。