いよいよ来週11月29日に公開が控えている劇場版『GのレコンギスタI 』「行け!コア・ファイター」。最近は徐々に宣伝が増えてきているな…と思っていたらこの2週間で一挙5誌(新聞含む)に富野由悠季総監督のインタビュー記事が掲載される異例の事態に。
どれを買えばいいかわからないのでとりあえず全部買ってみた。
アニメージュ12月号(11/9発売)
CUT12月号(11/9発売)
週刊プレイボーイno.48(11/18発売)
週刊ヤングジャンプNo.51(11/21発売)
夕刊フジ(11/21発売)
※月刊Newtypeにも期待していたのに菱沼義仁さんの版権絵のみでインタビュー無し!残念。買ったけど。
なかでも週刊ヤングジャンプは、ヤンジャンと同じく40周年を迎えるガンダムを特集、という体裁で全誌あげてのガンダム推し。
ポスターは大河原邦男さん、原泰久先生のオリジナルガンダムに、ガンダム美女図鑑まで掲載というお祭り状態。グラビアまでガンダムコスプレ! なんと『∀ガンダム』キャラデザ・安田朗氏が衣装デザイン協力をしているせいか異常にフェティッシュ。
富野総監督へのインタビューは藤津亮太氏を聞き手に据えた今を生きる若者に向けた人生指南。YouTuberと全共闘の関連、『天気の子』への言及も飛び出しかなり読み応えあり。
ただヤンジャンは劇場版『Gレコ』への掘り下げは薄いので、そちらはCUTとアニメージュがオススメ。
CUTのインタビュー記事では作品全体のテーマ性を掘り下げている大ボリュームのインタビュー記事。
アニメ―ジュは個々の描写にまで言及。なんと聞き手は『神様ドォルズ』やまむらはじめ先生! 小川Pへのミニインタビューでは「5部作各100カット以上追加」「とりわけ4部は800カット(通常のTVアニメ3話分相当)にもなる」という新情報も。
夕刊フジは『富野由悠季の世界』展を中心に、プレイボーイは劇場版『Gレコ』を中心に聞いておりやはり新海誠監督への言及もあるが上記3誌に比べると薄い内容。
先日アニメージュの仕事で富野由悠季監督に
— やまむらはじめ@「漆黒のジギィ」サンデーGX で連載中 (@yamamurahajimeA) October 24, 2019
「劇場版GのレコンギスタⅠ 行け!コア・ファイター」のインタビューをさせていただきました。
本職ではないですし相手が相手なので、ヘトヘトになりましたよ。#gレコ pic.twitter.com/55k1Y3E7WJ
というわけで富野由悠季の説法とお祭り企画が好きなら週刊ヤングジャンプを、劇場版『Gレコ』について深く知りたいならCUTとアニメージュを読むべし。
劇場版『Gレコ』は11月29日より2週間限定上映スタート。残すところあと1週間だ。