絵コンテ・演出:高橋 賢 / 総作画監督補佐:坂東美佳、佐藤美幸 / 作画監督:佐藤哲人、藤原将吾、緒方美枝子、秋山幸児、茂木貴之、塩島由佳、永森雅人、外崎春雄
後半のアクションシーンはHDDが擦り切れるまで見た。
- 『その着せ替え人形は恋をする』#8「逆光、おすすめです」
脚本:冨田頼子 / 絵コンテ:川上雄介 / 演出:川上雄介 / 作画監督:小林恵祐
突然の彼氏彼女の事情みにしびれた。
- 『かぐや様は告らせたい -ウルトラロマンティック』#5「藤原千花は刻みたい」「早坂愛は話したい」「四条眞妃は頼りたい」
脚本:中西やすひろ / 絵コンテ:渡部穏寛、畠山守 / 演出:菊池貴行 / 総作画監督:針場裕子、田中紀衣 / 作画監督:横山穂乃花、斉藤準一、世良コータ
EDのラップに仰天。
- 『ワンピース』第1015話「麦わらのルフィ 海賊王になる男」
石谷牛乳劇場再び。FILM REDに負けていないというか、もはや超えてるのでは。
- 『サマータイムレンダ』#15「ライツ カメラ アクション」
1話限りの作画回。校舎全体を駆使した立体的な演出が見事。
- 『ぼっち・ざ・ろっく!』#7「君の家まで」
脚本:吉田恵里香 / 絵コンテ:アマタジャンチキ / 演出:篠原啓輔 / 作画監督:けろりら、Park Se Young、 石田一将、川妻智美
8話、12話を挙げる人が多そうだが、最もトンチキな7話を推したい。『その着せ替え人形は恋をする』もそうだが、Clover Worksにはカレカノ好きが潜伏してるのだろうか。
モブサイコ100のアクション回ではお馴染みの伍柏諭の、まさかの日常回。イマジネーション溢れる異星描写に脱帽。
- 『ポプテピピック TVアニメ―ション作品第二シリーズ』#9「BUMP-BOO-CRUSADERS」
【BUMP-BOO-CRUSADERS】脚本:ジャブ林 / 監督・絵コンテ・演出:篠原ぱらこ / キャラクターデザイン・作画監督:伊藤憲子 / 美術監督:中村千恵子 / 制作:コントレール
片渕須直監督率いるコントレール制作アニメが地上波の、しかもポプテピピック内で見れるとは。90年代アニメの再現度に舌を巻いたが、その後90年代の面影をふりきった『THE FIRST SLAM DUNK』が上映されたことでこのエピソードがより際立ったように思う。
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第11話「地球の魔女」
脚本:大河内一楼 / 絵コンテ:金澤洪充、綿田慎也、小林 寛 / 演出:倉富康平、綿田慎也 / 作画監督:菱沼義仁、戸部敦夫、丸山修二、宍戸久美子 / 作画監督協力:飯野利明
沖浦啓之が原画に参加! ミオリネがスレッタを追うシーンだろうか。
- 『ヤマノススメ Next Summit』#12「行こう!新しい頂きへ」
長く続いたシリーズのおそらく最大のクライマックス。高山病にかかった苦しい富士山登頂を重ねながら見た。カトキハジメコンテ回の4話アバンや、松本憲生の5話Aパート1人原画、吉成鋼の各話別EDなど、シリーズ通して見どころが多かった。
年始から『鬼滅の刃 遊郭編』を見せられてもう今年はこれを超えるアニメに出会えないんじゃないかと危惧していたが、年間を通して豊作で、特に10月開始クールが傑作揃い。10作選ぶのに非常に苦慮した。
顕著なのがClover Worksの躍進だろう。脅威のクオリティを見せつけた『明日ちゃんのセーラー服』『その着せ替え人形は恋をする』の連続放送にとどまらず、今年最大の話題作『SPY× FAMILY』をWIT STUDIOと共同制作し(主に偶数話を担当)、とどめに『ぼっち・ざ・ろっく!』である。2023年も最注目のスタジオであることは間違いないだろう。