ユウキズ・ダイアリー

アニメ・映画・ゲームについての雑記

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

トムソーヤ

今日で夏も終わり。夏と言えば冒険。冒険といえば『トムソーヤーの冒険』! というわけで今日紹介するのは、暑い夏にどこへも行けなかった悲しい大人たちに少年の頃の気持ちを思い起こさせるべくして生まれた現代の童話『スクウェアのトムソーヤ』・・・・・・じゃ…

第11回 今週のゲーム

レベルファイブの新作ゲームはなんとサッカーRPG!? 日本で発売されているDS用サッカーゲームといえば唯一ウイイレしか存在しない現状、それなりに需要はあるだろうしヒットの可能性は充分にあると思う。ゲームショウで配られるという体験版が楽しみな1…

ファミコン文庫 はじまりの森

SFC時代最末期である1999年に生まれ、ニンテンドウパワーというローソンのSFC書き換えサービスでのみ配信されていたため、任天堂のソフトとしては非常にマイナーなタイトルなのだが、今夏WiiのVCによって遂に再び日の目を見ることとなった。私も…

『ミヨリの森』ひどかったな・・・・・・。山本二三さん好きなんだけどなんでこんなものを作ってしまったのだろうか。日本アニメーションが悪いのか?『ファンタジックチルドレン』とか『ハンター×ハンター』とか『魔方陣グルグル』とか、良いアニメだって作れる会…

傀儡后

帯の「日本SF大賞受賞」の文字とラノベ風の表紙に釣られてよく調べもしないで買ってみたのだが失敗。近未来の大阪が舞台のSFジュブナイルが展開!・・・・・・していきそうなミステリアスな序盤にはわくわくして読み進めていくも、物語は悪い意味で予想を裏切…

第10回 今週のゲーム

ファイナルファンタジークリスタルクロニクル リングオブフェイト 今夏のゲーム商戦は例年にないほどの盛り上がらなさで、私も買ってまでやりたいゲームがないものだから積んでいた『ゼルダの伝説 風のタクト』を始めてしまい広大な海原で冒険に明け暮れる毎…

ピアノの森

日本の深夜アニメを語るうえで外せない監督といえばマッドハウスの小島正幸、と言っても知らない人は少なくないだろう。 日本テレビは深夜アニメが始まった当初から大人向けの原作付きアニメに積極的に取り組んでいるのだが、ベルセルク以来断たれることのな…

今週は盆休みでゲームが2本しか発売されないので(しかもどっちもたいしたものじゃないし)、『今週のゲーム』はお休みで。

ラッキー・ワンダー・ボーイ

少ない色数で表現された超未来的映像、シンプルなゲーム性。表現力が未熟だろうと容量が少なかろうと、レトロなアーケードゲームには何物にも変えがたい魅力があった、らしい。らしいというのは私自身はインベーダーなりパックマンが流行っていたころの時代…

星のカービィ 夢の泉の物語

「ま〜るかいて」 「おまめがふたつ、おむすびひとつ」 「あっというまに、ほしのカービィ!」ファミコン版が発売されたのは実に今から14年前、1993年のこと。いくらファミコンに憧れようとも買ってもらえなかった当時の私は、テレビCMで聞いた絵描き歌を…

ジーニアス・パーティー

STUDIO4℃の短編集って言ったら『DEEP IMAGINATION - 創造する遺伝子たち』っていうそれはそれは酷いDVDがあったんだけど(中沢一登の『COMEDY』以外つまらんよ!)、それはまあグラスホッパーっていうDVDマガジンに収録されていた作品をまとめただけの…

第9回 今週のゲーム

ファイナルファンタジー12 インターナショナル ゾディアックジョブシステム FF12は当初松野氏がディレクターを務めるということで期待しまくっていたのだがいつの間にやら降板してしまい、結局出来上がったものは全体のバランスも脚本も崩壊したそれはそれは…

フォーエバーブルー

プレイヤーはバオウル共和国近海に位置する「マナウライ」にやってきた新米ダイバー。普段気軽にできないだけに憧れるダイビングだが、このソフトならリモコン1本で美しいマナウライの海中散策を楽しめる。もちろんゲームなのでちょっとしたストーリーや後…

環境ゲームと割り切れるなら

アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎お得意の複数視点からの物語構成は今作でも健在。ボブ・ディランの歌を歌いながら本屋の広辞苑強盗を手伝うことになってしまう哀れな学生「椎名」と、正義感の強さが仇となり動物虐殺犯におびえる「琴美」。2年の時間を隔てた2人の物語が、謎の…

海獣の子供(1)(2)

ドキドキしながら開いた1ページ目。混じり合う空と海の青さ。 タイトルと共に突然現れる、多種多様な海洋生物。新しい伝説に立ち会うことができたような気がして、本編が始まる前から、高揚感で胸がつまりそうだった。 傑作短編集『魔女』から2年半の時を…