大阪遠征2日目 ガンダム展に見た富野由悠季のおもてなし力(ちから)

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先週末、富野由悠季監督出演のドキュメンタリービデオ『BEGINNING of GUNDAM RECONGUISTA in G ~富野由悠季から君へ~』を見た。このドキュメンタリービデオは先行上映が始まった『ガンダム Gのレコンギスタ』の劇場で限定販売されている、Gレコ制作中の富野監督の6日間に密着取材したもの。
この中で監督が2日間を費やしていたのが、大阪天保山で開催されている『機動戦士ガンダム展』の内覧会と開会式だ。大阪遠征2日目に行ったばかりの会場が映っていてびっくりしたのだが、もっとびっくりしたのが映像に映し出される監督の指摘。壁が白いというのだ。
足を運んだ人しか知らないと思うが、実際の会場は展示室間の白い壁にも、カツレツキッカが飛び跳ね、ガンダムビームライフルを撃ち、ターンエーが月光蝶を広げているのだ。場内の雰囲気を崩さない絵で動線示すなんてすごい気遣いだと感心したものだが、まさか富野監督の指示とは…。

加瀬充子監督による新作アニメから始まり、ガンダムの創世記を記した貴重な企画書、安彦良和氏らメインスタッフの卓越した画力、そして今秋放映のGレコ設定画展示と、初代ガンダムとその未来が詰まったこの企画展は、ライブ疲れが吹っ飛ぶぐらい充実したものだった。今年の夏はゴジラ攻殻機動隊など様々な企画展に行ったものだが、ガンダム展が最も、世界観に浸れるものだった。
そんな企画展の素晴らしさに、富野監督自信が一役買っていたとは。72歳にして誰よりも遊び心を忘れない富野監督は、一流のエンターテイナーであると確信を持ったものである。