ユウキズ・ダイアリー

アニメ・映画・ゲームについての雑記

ワタシのオトちゃばこ

公式サイト
Wiiみんなのニンテンドーチャンネル』からの配信は5/6、DSステーションからの配信は5/7まで


「ジャンル:触感おとあそび」とある通り、任天堂ゲームセミナー2007配信ソフトの最終作は明確にゲームではなくて、マイクをフル活用した声いじりソフト。
DSにおまけ程度についているマイク機能を有効活用したゲームというのはあんまりないのだけれど(『さわるメイドインワリオ』『アナザーコード』みたいな初期のソフトは積極的に使ってたような。最近は『カードヒーロー』のボイチャぐらい?)、『ワタシのオトちゃばこ』にとってのマイクは切っても切り離せないデバイス。
プレイヤーがマイクに向かって単語や短文を投げかけると、音紋がカラフルな円状に変化。これをタッチペンで突いたり伸ばしたり、切ったりくっつけたりすることで、音の変化を楽しむことができる。この「切ったりくっつけたり」というのがまた面白いところで、周りの人から録った音を切り貼りして全然違う文を作るなんて遊びをすることも可能。
例えばAさんに「マリオカート」、Bさんに「ゼルダの伝説」って言わせて切ってくっつければ「"マリオ" "の伝説"」になる、という。わかりにくいか。
声の変化には様々なバリエーションが用意されていて漫然と触っているだけでも楽しめるが、自力で全てのパターンを発見するのは困難。だがそれをカバーする『スマッシュブラザーズX』の「クリアチェッカー」的なものも用意されているので、コンプという目的をもってプレイすることもできる。冒頭で「ゲームではない」と書いたが、ただダラダラ触るだけのツールに甘んじているわけでもなく。完成度は高い。


なんでももここやさん
ワケアリ部屋のつづき
ききマスター
ワタシのオトちゃばこ
さてさてこれで今回のゲームセミナーソフト配信も終了。一番面白かったのは……個人的には『ワケアリ部屋のつづき』。小さいサイズのアドベンチャーゲームとはいえ、DSの特殊な画面サイズを効果的に使ってしっかり怖いゲームに仕上げていた。他の作品もいいところは一杯あったが、今回はツールっぽい作品が多くて、一応ゲームを求めてやっている身としては物足りなさが大きかった。
個性や新鮮さが大事なのはもちろんだが、次回はもう少し「ゲームとして」やりこめる作品があるといいのだが。『ネコソギトルネード』の感動よもう一度!