仮面ライダーW最終回に涙し、題名のない音楽会ゲーム音楽スペシャルに胸を熱くしてから『コミティア93』へ。
今回特に目についたのが、企画力に秀でてる作品群。キャッチーな企画本は手にとりたくなるし、内容もたいてい勢いがあって面白い。
コミティア93新刊。表紙のインパクトが絶大な『俺の桃ラー』。CAVEのシューティングゲームみたいな題字だな!
シンプルな表紙に反して、中身は美麗桃ラートリビュートイラスト集&ラー油レビュー。さすが残像アパートメントさんの本だけあって、イラスト・写真・文の構成まで凝ってる。大好きなりょーちもさんやtoi8さんまで参加されてて今回一番の掘り出し物でした。
- 『海からの使者』のすふぇらとぅ
コミティア93新刊。あの活動漫画館の作品が、ついにDVD化。サウンドはスーパースィープ(SEはなんと細江慎治さん!?)。DAICON的な歴代アニメリスペクト感と、動きのダイナミズムに開いた口が塞がらない。
- 『Electric Lolita City』JH科学
夏コミ新刊。赤青3D!奥行きのある幻想的魔法都市を構築してきたJH科学さんが3Dとドッキングしてえらいことになってた。
- 『ダッシュ・ダッシュ!2』相田裕
コミティア93新刊。どこかで見た名前の作家さんだなーと何気なく既刊とまとめて購入したら『ガンスリンガー・ガール』の人だった。こんな生徒会日常系(+ちょっと体育会系)マンガなんて描ける方だったんですか、ガンスリはアニメしか見てなかったのでこんな幅の広い作家さんだなんて知りませんでした!いかにもコミティア的な、視点の低い、共感しやすい内容で、全巻満遍なく楽しめた。続きが非常に読みたいです。
夏コミ新刊。京アニからAB!、ハトプリ、四畳半神話大系といった最新のアニメと、海外のアニメ事情まで網羅したアニメの今を批評し尽くす本。短いスパンで消費せざるを得ない一アニメファンとしては、こういった一歩引いた視点の批評集は非常に勉強になる。最前線のアニメ本。
- 『沖縄、パノラマ日和。』ルビコンハーツ
夏コミ後なので購買意欲は低かったはずなのに、気づいたら両手が本の重さに悲鳴をあげるほどに。この雰囲気に浸るとなんでもかんでも気になった本は買いたくなってしまってコミティアはやはり危険。