毎年毎年、見るものないなーとぶつくさ言いながらも行ってきた『東京国際アニメフェア』ですが、今年のはこれまでで一番楽しかったかもしれない。
- 『ゼーガペイン』イベントステージ
最高だったのがこれ! 昨年あたりから再び動きを見せていた名作ロボットアニメ『ゼーガペイン』が、なんとバンダイビジュアルのイベントステージに登場(撮影禁止なので、写真はオークション会場で展示していたDVD発売当時のポスターサイン入り)。
残念ながらBD発売決定!といった情報はなかったものの(検討中ではあるとのこと)、BS11での放送開始や、ロボット魂シリーズで主役機アルティールの発売決定を告知。下田正美監督をはじめ、主演の浅沼晋太郎さんも花澤香菜さんも登場してステージは大盛り上がりで、「3年生の青ネクタイ着けて冬服着てるキョウとカミナギ」というありえない新規イラストには、主演二人も大興奮。「このアニメ見たいんですけどー!」という花澤さんの叫びが印象的でした。「ぜひ舞台でやってみたい」と言えるのは浅沼さんならでは。どうにか実現しないかな?
「次はBD版発売記念イベントで会いましょう」とは下田監督のお言葉。期待して待ちたい。
- ARとか3Dとか
今回のアニメフェアを楽しい、と感じたのは体感型のイベントが多かったから。
ノイタミナはARパンフレットなるものを用意。これは会場に用意されたWEBカメラにパンフレットをかざすと、モニタ上に動画が現れるもの。流行りのAR(拡張現実)。
こんな感じ、と写真で見てもわかりづらいと思うけど、目では見えない菌とかGACKTがモニタ上でだけ見える、ってのはなかなか面白い試み。実際に会場に行って、WEBカメラの前をうろうろするからこそ楽しい。
あとアバターに続けとばかりに、メガネをかけて見る3D映像がやたら多いような。3Dで見るプリキュアダンスは迫力満点だし(その後イベントステージで見た、実写版プリキュア17人全員集合の大迫力には流石に負けるが)、3D版『ラストエグザイル』『ブラスレイター』の実験映像も面白かった(しかしゴンゾはどこへ行くのか)。3Dじゃないけど、会場限定のCG版『キャプテンハーロック』大迫力だったし(期待していた『ガイキング』は短すぎて残念)、会場でしか味わえない映像体験がいつも以上に多かった気がする。来年以降は3D映像が更に増えるんじゃないかと。
- 会場の写真とか
- 春の新番組とか