ユウキズ・ダイアリー

アニメ・映画・ゲームについての雑記

プラチナゲームズ 本格始動

「まるで映画みたいなゲーム」


そろそろ同じネタで連続で書くのも無理が出てきたところだが、遂にお目見えとなった「プラチナゲームズ」の新作ソフト群の中に特に映画っぽさを意識したゲームがあったので紹介してみる。その名も『MAD WORLD』だ。
 SEGA × プラチナムゲームズ
 三上氏や稲葉氏を擁するプラチナゲームズがいよいよ本格始動! セガとのコラボによる個性派新作3本を電撃発表(ファミ通.com)


プラチナゲームズといえば、元々カプコンにおいて『デビルメイクライ』『ビューティフルジョー』『大神』『ゴッドハンド』といった個性的なアクションゲームを作っていたスタッフが中心となって立ち上げた新規デベロッパー。もちろん期待されるのゲームも彼らならではの独創的なゲームであろうが、新作3本の中でも特に異彩を放つグラフィックで注目されているのがWii用のポップでマッドなアクションゲーム『MAD WORLD』。
動画を見てもらえばわかるとおり、Wiiとは思えないほど過激さと、赤い血しぶき以外は全て白黒で表現されている映像は超個性的。PVラストの空間に浮かぶフォントもかっこいい。
白黒の画は映画『シンシティ』のパクリじゃないかとか、同じく映画を意識して作られたWii用ゲーム『ノーモアヒーローズ』も過激だし、そもそもストーリーラインが酷似しているとか、突っ込みどころはいくらでも思い浮かぶが、ファミリー向けゲームに寄りがちのWiiにおいてこういった刺激の強いゲームが出るというのは、ユーザーにとって選択肢の幅が広がることにもなるし素晴らしいことなんじゃないだろうか。
心配なのは、過激すぎて未だに国内での発売が決まっていないことだけなのだが……。


プラチナゲームズはこの他にも、『デビルメイクライ』でスタイリッシュアクションゲームを築いた神谷英樹による『BAYNETTA』や、ハヤカワSF臭が漂うのがなんとも嬉しい本格SFRPG『無限航路』を発表。更には『バイオハザード』の三上真司の作品も用意しているとのこと。
発売はいずれも2009年予定とまだもう少し待たされることになるが、新たな伝説を築くであろう彼らの活躍をこれからも楽しみにしたい。