ユウキズ・ダイアリー

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iPhone用シューティングのスタンダードになりそうな『TILT to LIVE』のTILT操作

先日紹介した『Electro Master』のハイスコアランキングでついに6位に登録された。プレイヤーの絶対数が少なそうだけど……どんなゲームでもあんまりランキング上位に食い込むことはなかったのでちょっと嬉しい。


今日紹介するのもiPhone用のゲームアプリ『TILT to LIVE』。期間限定?で無料になっていたので落としたら大当たりだったので紹介。


見た目からしてiPhoneに溢れているジオメトリー系の幾何学模様全方位シューティングかなーと思ったらそんなことなかったんだぜ。どっちかというと、QがPSPや360で出している『E4』や、『Geometry Wars :Retro Evolved 2』の傑作アレンジモード「Pacifism」に近い、敵を引きつけて倒す自爆系弾幕ゲーム


画面上にボタンは一切なし。矢印っぽい自機は「TILT(傾き操作)」のみで操作。攻撃は、ステージに最大3つまでランダムで配置されるアイテムで(この画面上には赤・緑・紫のアイテムが配置されてる)。

敵(ちっちゃい赤丸)をなるべく多く引きつけて、赤いアイテムをとるとその地点を中心にして爆破(アイテムを使用するとステージ上の他の場所にランダムで自動補給)。



爆破系アイテムが攻撃の中心になるが、自機の向いている方向に直線上に攻撃するビームや、自動ロックオンミサイルなんかもあるのでシューティングゲームっぽさも。というか敵の弾幕を掻い潜るこのヒリヒリする感じはシューティングのそれ。

最初から敵が全力で殺しにかかってくる「Code Red」モードの脳汁分泌具合は異常


傾き操作だけ、というと操作性が悪そうに思えてしまうがそんなことはない。ビックリするほど思い通りに操作できる。これは製作者の調整が上手いからか。
iPad向けに配信された『Geometry Wars』は操作性がクイックすぎて遊び辛く、『Electro Master』は自機が指に隠れるのが不満だった。そこを解消したこの傾き操作オンリーは、今後iPhone用シューティングのスタンダードになる、のかもしれない。
無料ゲームとして見ても、iPhone用シューティングとして見てもトップクラスに面白い。『エスプガルーダ2』と『スペースインベーダー インフィニティジーン』だけがiPhone用シューティングにあらず。シューターは絶対落とすべし



ところで昨日本屋に行ったら、3才ブックスがiPhone用ゲームアプリのガイドブックを出していたり、電撃ゲームスが無料iPhoneゲームアプリ特集をしていたりと、やたらiPhone用ゲーム本が充実していた。ちょっと前までは2ちゃんねるiPhone ACさんなんかに頼らないと面白いゲームに出会うのも難しかったものだけど。やっとiPhone用ゲームも市民権を得たような気がして、感慨深いです。