ユウキズ・ダイアリー

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グラディウス リバース


公式サイト


難易度ノーマルでEDまで到達したらレビューを、と思ってたら発売から随分と日が空いてしまった。

そんなわけで遂にクリアしました『グラディウス リバース』! コナミの有名シューティングシリーズの最新作がWiiwareで配信、と聞いて今までシリーズ作を一本もクリアしたことがないくせに購入したのが今月初め。1000円ならクリアできなくても、ねえ、そんなに痛くないし。
始めてみるとこれがまた、クラシックなスタイルを踏襲した紛れもないグラディウス。同じくWiiwareで配信されているシューティング『スペースインベーダー ゲットイーブン』が全く違うゲーム性の作品に生まれ変わったのは対照的で、グラフィックまで15年以上前に遡ったような伝統的で美しいドット絵。つまり中身も難易度高めであることには変わりなく、クリア済みの方の感想を見てみるとシリーズのなかでも本作はかなり難易度抑え目らしいけど、シューティング慣れしてない身にとっては非常にきつい。特に2面の泡地帯が最初の壁になって1週間は進めないままだった。
それでもこのゲームを最後まで進めることができたのは、シューティングなのに無限コンティニュー可能&やめても次回から好きなところ(進めたところまでだけど)から再開できるという割り切った仕様のおかげ。そんなことしたら簡単に最後まで行けて歯ごたえがなくなってしまいそうなものだけど、「死んだら装備なしでコンティニューポイントから再開」というグラディウスの復活システムがあるからこそ、同じパートでも常に緊張感を持って、慎重に、敵のパターンを学習しながら進むことができ、いくらコンティニューに頼ろうとも、万人がステージクリアの達成感を味わえるようになっている。素晴らしいさじ加減。

もちろん昔ながらのシューター向けにネットランキングはもちろんのこと、打ち返し弾で一気に難易度アップの2週目以降もあるし、(私がどこまでやりこめるかはなはだ疑問ではあるが)やり込み要素は満載。もうすぐ発売の『ロックマン9』と違って、事前にコナミ側から盛り上げる情報がほとんどなかったし、発表から配信まで間がなさすぎたのでテキトーな作りなのかとさえ器具していた時期もあったが、全然そんなことなかった。パッケージソフトと比べても遜色のないつくり。1000円はかなりお買い得。コナミはもっと宣伝すべき。「本気で推したいこの1本!」って特集記事で1ページまるまる使って本作を推した今週のファミ通はグッジョブ!