もう3回目だし慣れたもんだあと気楽に乗り込んだら(前回のレポート)、会場前でタクシーから降りるすぎやまこういちさんに出くわすし、席に着こうとしたら隣に座ってるのがこのイベントに縁の深い某社の社長さんだったりして変なとこから汗でてきた。そんな2008年PRESS START。
1部
1.ワイルドアームズ セカンドイグニッション
「セカンド」てタイトルだけど2のOPも1のOPも盛り込まれてて大満足。オーケストラとセッションする口笛(ちょっとずれてて残念)なんてレアなものまで聴けて面白い試みだった。生なるけみちこさんまで登場。お美しい方です。初のオーケストラ演奏に感動されて裏で泣いてたそうな。
2.マリオギャラクシー2008
「2008」と書いてあるだけに作曲の横田さん自らが編曲したメドレーバージョン。やっぱエッグプラネットは良い。良い。元がオーケストラなだけに今回の演奏にも全く違和感はなかった。
3.スペランカー
演奏中に死亡音を度々盛り込むことで会場中の笑いを誘ってた。プレイしたことのない私だけおいてけぼり。
4.逆転裁判
岩垂さんも来ました逆転裁判。ミツルギのテーマ→ナルホドのテーマ→裁判の大詰めの曲って順で。数日後にまたここで演奏するってどういうことよ!? それなら敢えて今回盛り込まなくてもよかったのでは……?
5.サムライスピリッツ
津軽三味線すごっ! アンコールでニンジャウォリアーズの曲まで津軽三味線バージョンが披露されました。
6.若かりし頃の植松伸夫メドレー
司会のオネーサンの「今回一番の目玉とも云える曲ですが」という言葉に「むしろ、針のむしろ!」と渾身の植松ギャグが炸裂。内容はアルファ→キングスナイト→魔界塔士SA・GA→半熟英雄だったかな。SA・GAの曲は堪らなく良い。酒井省吾さんの明るめな編曲もばっちりだった。
7.モンスターハンターより「英雄の証」
今日も上位フルフルになぶられたばかりだったのでタイムリーな選曲。OPとかラオシャンロン戦で聴ける曲ですね。人気や客層的にも、今回の曲で一番メジャーなのでは?
2部
1.バテンカイトスより「光星煌めく旅路の果てへ」
周りの客席から「バテン知らない」なんて不届きな声もあがってたけど、桜庭さんの楽曲の中じゃバテンのが一番好みなんだが。植松さんのプッシュで決まったという話ですけど、欲を言えばOPやバトル曲が聴きたかった。
2.Touch! Generationsメドレー
全部合わせて2400万本売上の豪華ナンバー。任天堂曲だけかと思ったらもじぴったんまで組まれてて嬉しい誤算。
3.イース
初代はやったことないんですが!ファルコムの曲はやっぱかっこいいで。
4.レイトン教授の不思議な町
植松さんが「買ったけどプレイしてない……」と白状。私もです……。
5.ロックマン2
「おっくせんまん!」て誰か叫びださないかビクビクしちまった。
6.ファイナルファンタジー9より「Melodies of Life」
OPから入ってEDへ。FF9はシリーズ中1、2を争うくらい好きなもんで、あのED見たさにPCに取り込んだりとか色々がんばった記憶が。
アンコール
1.ソニックザヘッジホッグ
セガの曲は知ってると面白いんだけど、思い入れがないとオーケストラで聴くのはちょっとしんどい気がするなー、とアウトランのときと同じ感想を抱いてしまった。まずい。セガのゲームもっとやらなきゃ。
2.クロノメドレー
大トリはDS版の発売も決まったクロノトリガーに、クロノクロスの曲も合わせたメドレー。まさかの光田さんにも登壇していただきビビる。クロノメドレーは海外の公演をYouTubeで見て聴いて、ゲーム音楽のオーケストラがこんなにすごいものなのかと初めて感動させられた思い出深い曲。今回やっと生で聴くことができて本当に感激モノでした。
そんな感じで幕。回を重ねる毎に慣れてきたというか、前回みたいなオブリビオンを持ってきたりゲキテイを歌わせたりという妙なアグレッシブさは欠けてきてるけど、それは既にこのコンサートが完成してきた証なのでしょう。
次回はなんと上海で!年内に?ってことで植松さんも「来てね!」とは言ってたけど、そこまではちょっと、流石に行けませんて。