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オチだけは凄い『宇宙船ダムレイ号』

GUILD02』シリーズの第3弾として配信された『宇宙船ダムレイ号』は、名作『かまいたちの夜』を手がけた麻野一哉・我孫子武丸の新作3Dアドベンチャーゲーム

主人公が目覚めると、そこはロックのかかったコールドスリープ装置の中で……、という導入部こそ、タッチパネルを活かしたちょっと変わったインターフェースでの操作を要求されてワクワクさせられる。
けれど10分もかからずコールドスリープ装置外のロボットを操作できるようになると、あとはそのロボットを使って人気の無い宇宙船内をひたすら歩きまわるだけ。
クリアタイムは3〜4時間程度とコンパクトサイズ。意外な結末には驚かされたので、少しずつ船内地図を踏破していくメトロイド的なゲーム性が好みならオススメできる。しかしながらあまりにオーソドックスなアドベンチャーゲームなので、『かつての名作を手がけたクリエイターの新作』という看板に期待し過ぎて、私は肩透かしをくらった気分。


これで『GUILD02』の3作が出揃ったわけだけど、クセはあれども4作全てに光る所のあった『GUILD01』に比べると、『怪獣が出る金曜日』しか手放しで薦められない『GUILD02』には、正直ガッカリしてしまった。
iOS版の発売、そして5pbの新作テキストアドベンチャーゲームが発表された、GUILD01『解放少女』の今後のメディアミックス展開には期待しているのだが、これだけ平均点が下がってしまうなら、『GUILD03』はもう出さないでいいんじゃないかな……。