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『あつめて!カービィ』クリア後感想

発売日前にWii経由で体験版が配信されていたので、どんな操作感かと気になって遊んだら思いの外面白くて翌日には購入。『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の息抜き程度に考えていたのに、クリアまで20時間かかるボリューム満点のアクションゲームだった。おかげでカービィに夢中になって時オカ終わってないぞ……。

  • アクション+RTS

本作はお馴染みHAL研製ではあるけど外伝作品(本編はWii版が待機中)。通常のカービィとは異なり、空気を吸えないどころかコピー能力も使用不能。そのうえカービィ自体を操作不能。プレイヤーが操作できるのはタッチペンをおいたところに輝くスターのみ。画面の任意の場所をタッチすると現れるスターでカービィを誘導するRTS風のゲームになっている。あまりRTSを遊ばないので詳しくないが、同じDSの『FF12 レヴァナント・ウイング』を思い出した。
とはいえ見た目はいつもの2D横スクロール。敵をタッチするだけでカービィがわいのわいの群がって倒してくれるのは楽ちんだが、複雑でスピーディなギミックの多いステージをあっちこっち誘導したり、画面をフリックしまくって大量のカービィをジャンプさせてると、ほとんどアクションゲームを遊んでる感覚に。アクションとRTSの良いとこどりの新鮮な遊び心地に仕上がっている。

  • お手軽じゃないボリューム

手こずったのがそのボリューム。10面+ボス面=11面のステージが4つで44面。それに加えてラスボス絡みで+α。常に新しいギミックが登場してステージ攻略が楽しいのだが、基本的に攻撃方法は敵をタッチするだけなので後半はちょっとマンネリを感じないでもない。
やりこみ要素も豊富で、それぞれのステージには3〜5枚のメダルがあるうえに、ダメージの有無でクリアランクも上下。クリアするだけなら誰でもできるが(私でも20時間はかかったが)、パーフェクトクリアを目指すとなると相当なアクションゲームの腕が必要。間口は広く奥は深い、任天堂バランス。

もちろんメインゲームも面白いのだが、このゲーム最大の魅力は充実のミニゲームと言っても過言ではない。幾つかある中でもアクション性の高い、もぐら叩き、シューティング、ピンボールが楽しい。特にピンボールメトロイドプライムピンボール以来の久々のDS用ピンボールに歓喜! 3DS用の『カービィのピンボール』配信も待ち遠しい。

  • DSならではの新機軸アクションゲーム

本作はDS末期になってようやく登場した、タッチペンを使うDSならではのアクションゲーム。新しいゲーム性に触れてみたいヘビーゲーマーから、かわいいカービィに癒されたりミニゲームを遊びたいというライトゲーマーまで、広くオススメできる佳作だと思う。
カービィを遊んだのはVCのFC版『星のカービィ』以来で随分久しぶりだったが(『ドロッチェ団』も『USDX』も未プレイ)、外伝であろうと非桜井カービィであろうと、甘口で丁寧なとてもカービィらしい作りで安心した。他のカービィも、もちろん次作のWii版も遊んでみようと思う。