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パルテナだけじゃない!?ゲームキャラ大集合の「立佞武多祭り」詳細レポート


『新・光神話 パルテナの鏡』の立佞武多(たちねぷた)が登場するということで、8月4日〜6日にかけて開催された「立佞武多祭り」に参加するため青森県五所川原市まで行ってみた。 以下写真多めでレポート。


そもそも『新・光神話 パルテナの鏡』とは、任天堂から今年発売予定のニンテンドー3DS用アクションゲーム。『スマブラ』や『メテオス』など個人的にも大好きなゲームを作り続けてきた桜井政博さんの最新ゲームということで発売前から注目してきたのだが、その最大のプロモーションの地がまさかの青森……。しかし仕事の休暇が重なったのでせっかくだから行ってみることに。

立佞武多祭りが開催されるのは、青森県五所川原市。有名な青森ねぶた祭り、弘前ねぷたまつりと並ぶ、青森三大ねぶた祭りの一つ、らしい。東京から五所川原までは、東京駅→新青森駅間を新幹線で最速3時間10分、新青森駅五所川原駅間はJRのローカル線を乗継ぎ1時間ほど。はやぶさが出来たとはいえ、東京から片道4時間ほどかかるので気軽に行ける距離ではない。任天堂めなんでこんな遠いところで……と文句を言いながらも『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に久しぶりに集中できたので、長い道のりも楽しめた。


立佞武多祭りは、大小15台ほどのねぷたが町内を行脚する祭り。メインの立佞武多3台は展示館「立佞武多の館」で見られるようなので、お祭り開催前に見てみることにした。

20mを超す巨体にただただ驚嘆。お祭り開催期間中以外も展示しているようなので、これを見るためだけでも五所川原まで足を伸ばす価値はあるかと。そして休憩してコーヒーをすすりつつ3DSをチェックすると、やはり関東圏から来たという方数名とすれ違ってた! やはり任天堂好きの考えることは一緒。



そして日が落ちてきて、立佞武多の館の壁面がオープン。まずは先頭を走る太鼓付きねぷたが姿を見せ写真撮影タイム。


更に日が落ち、午後19時に立佞武多祭りスタート。


立佞武多前の交差点で張っていると、最初に移動を開始したのは町内の別の倉庫から出動したと思われる小ねぷた達。この中にお目当てのパルテナねぷたがいるはず、と探していると来た! パルt……じゃない、どんちゃんだ!!!

太鼓の達人』のどんちゃんがこんなところに? まさかバンダイナムコゲームス任天堂に便乗して??なんて一瞬考えたけど、企業名にそれらしいことが書いてない。どうやら地元の団体が勝手に作ったものみたいだ。そういえば前日に見た青森ねぶたまつりでも、リン・レンのコスプレが闊歩してたし、大きな祭りとはいえフリーダムなところも多いようだ。


気を取り直して張っていると、ついに本命のパルテナたちねぷた降臨。




パルテナ様凛々しいです。なんで地方の伝統的な祭りに任天堂キャラが?という違和感が面白い。どんちゃんを見た後だからか、こういうのもありかな?となんだか納得できてしまった。
なんといってもその大きさが圧倒的。大ねぷたと比べると小さいものの、それでも10mオーバーの巨体が狭い道路を移動しているのを見ると、さながら鉄人28号パトレイバーが具現化したかのような幸せな気分に。いやこれはパルテナ様とピット君ですが。

全国から募集したというMiiフォトモザイクは、残念ながら小さすぎて視認できず。かなり近くまで寄ればMiiを見分けることもできるが、一瞬で自分のMiiを見つけるというのは不可能かと。

パルテナはっぴ。欲しい。




ねぷた行列終盤には大ねぷたが登場。町中を移動する勇壮な姿には感動を覚える。来てよかった!


電車の時間も押してきたので帰ろうと思ったら、町の中心地で各々のねぷた解説&アピールが始まったので最後にそれを見て帰ることに。パルテナたちねぷたの解説は以下の通り。任天堂が怖いのでテキストのみ掲載。

続きまして任天堂株式会社、パルテナたちねぷたがやって参りました。
みなさま、『パルテナの鏡』というゲームはご存知でしょうか。1983年に発売されたファミコンディスクシステム用のゲームソフトです。その『パルテナの鏡』の最新作が25年ぶりにニンテンドー3DS用ソフトとして発売されることになりました。
主人公の天使ピットが、女神パルテナに見守られながら、勇猛果敢に敵に立ち向かう姿を描いたのがパルテナたちねぷたです。
二人が戦う相手は、冥府界の女神メデューサねぷたの背面の、絵の中央にはそのメデューサの姿が描かれています。
またパルテナたちねぷたの台座部分の左右面と背面は、日本全国から1000体以上の似顔絵キャラクターMiiを組み合わせて描かれた風景画となっております。是非こちらもご注目くださいませ。

ごつい顔のねぷたと並列に語られる任天堂のパルテナねぷた。うれし恥ずかしでむず痒い。


レポートは以上。何故地方の祭りに、ゲーム会社では聞いたことのない大規模な形での参加をしたのかやはり最後まで不思議だったが、最近ニコニコ動画の生放送番組にゼルダのプロデューサー青沼英二さんが出演したりと、プロモーション方法を模索している一環なのかな、と思うことにした。ニンテンドー3DSを15,000円にしたからといって、すぐに爆発的に売れるわけではないのだから、こういう地道なプロモーションで支えていこうとしているのだろう。
ごく個人的には、普段来ない土地で独特の文化に触れることができて、そこに任天堂のキャラまで紛れ込んでいるのだから楽しくなかったわけがない。毎年各地でやられると遠征が大変なのだが(笑)、地方でのPRはこれっきりで終わりにしないで、いろんな形でこれからも続けてほしいと思う。
今回のパルテナねぷたは、きっと次回の任天堂スペースワールドWiiU発売前に企画されるのだろう。その圧倒的大きさと、任天堂の謎の全力パワーはたくさんの人に見てもらいたい。