『Transformers Dark of the moon』ゲーム版感想

日本での公開まで残り1ヶ月を切った『Transformers Dark of the Moon(邦題:トランスフォーマー ダークサイド・ムーン)』。待ちきれないのでゲーム版を買ってきた。


前回の映画のゲーム『Revenge of the Fallen』や、トランスフォーマーゲームの前作にあたる『War for Cybertron』は国内未発売、ということで今作も当然国内未発売。購入したのは日本のXBOX360でも遊べるアジア版。Activisionの版権持ってるスクエニ仕事しろ!と言いたいところだけど、今回は怒らなでいいかなーとクリアした今は思ってしまう。あんまり面白くなかったので。

『Revenge of the Fallen』が一応は映画の筋をなぞっていたのに対して、今回のゲームは映画版『Dark of the Moon』のプレストーリーになっており、30〜1時間程度の全7chapterを固定キャラでクリアしていく。ちなみプレイキャラはそれぞれ、chapter1:バンブルビー、chapter2:アイアンハイド、chapter3:ミラージュ、chapter4:サウンドウェーブ、chapter5:スタースクリーム、chapter6:メガトロン、chapter7:オプティマス、とサ軍4面、デ軍3面という構成。

映画新ギミックのステルスフォースモードで走りながら撃ちまくるの新鮮だし、新キャラのミラージュでアウトランばりに走りまわったり、サウンドウェーブグラップリングビーム連射してるとニヤけてくるのは事実なのだが……良いところはそんな新ギミック新キャラの活躍を映画よりいち早く楽しめるところだけ。1chapterがやたら長い割に、出てくる敵を撃ち倒して進むだけの繰り返しでメリハリがなく、キャラクター固定なので1回遊べばやることがなくなる。前作『Revenge of the Fallen』の方がステージ数が多いうえに、キャラ選択可能でステージ毎のクリアランクまで採用していたことと比べると、あまりに遊びごたえがない。自分の感受性が落ちたのかと思って前作を久しぶりに引っ張り出してみるとキャラクターの動きがキビキビ軽くてビックリしたので、今作は鈍重な操作性もストレスに拍車をかけているように思う。


とはいえ今作は『War for Cybertron』の「high moon studios」製なのでオンライン対戦が本番、なのかもしれないけどゴールドメンバーシップ切れてるので試せないし、そもそもそこに期待して買ったわけじゃないんだよ! 映画の舞台で、映画キャラでたっぷり遊ばせてほしいんだ。映画TFゲームを名乗るなら、せめてサイドスワイプとラチェットとスキッズとマッドフラップとジョルトぐらい使わせてくれ! 3部作の幕切れを飾るゲームの出来がこれでは、あまりにも寂しいじゃないか。