ユウキズ・ダイアリー

アニメ・映画・ゲームについての雑記

『ハガレン』『トワノクオン』連続鑑賞BONES祭

10年前の劇場版『エスカフローネ』や『機巧奇傳ヒヲウ戦記』から好きで好きで多くの作品を見てきた、アニメスタジオBONES。そんなBONESがアニメ映画2本同時公開の快挙を達成したので当然両方鑑賞してきた。


予告映像を初めて見た時、そしてキャラクターデザイン&総作画監督小西賢一の名前を見た時から、わさドラ映画第1弾『のび太の恐竜2006』みたいなハガレンが見れるんじゃないかとワクワクしながら劇場に足を運んだら、想像以上に小西賢一テイストがテイストが出ていて大満足。そしてBONESがこんな、キャラの顔を崩してまでバリバリ動かす作品を作ってしまったことにビックリした。特に序盤の、列車上のアクションからミロスでの大捕物までの長い長いアクションシークエンスが絶品。映画ならではの、画面いっぱいの広い空間を駆けまわるキャラクターの動きには舌をまいた。
ネット上では賛否両論あるようだけど、さすが劇場級作画マンを大量投入しているだけあり見所たっぷり。そしてアニメーションディレクターの押山清高や演出の夏目真悟など、アニメ業界の有望株が大役をこなしているのを見ると、今後のBONES作品での活躍も期待せずにはいられない。
まあ作画がどうこうは置いておいても、坂本真綾演じるヒロイン・ジュリアが超かわいい。もう1回くらいは劇場で見たい。


オリジナル作品の『トワノクオン』は劇場で6作連続公開という、『空の境界』流の上映方式映画最新作。こちらはハガレンと違っていつも通りのBONESテイスト全開。謎の組織、現代東京の街並みは『DARKER THAN BLACK』を彷彿とさせ、異形キャラへの変身は『亡念のザムド』。川元利浩の美形キャラはいかにもBONES
6ヶ月連続公開という性質上、テレビアニメの気合入った1話目よりちょっと良いぐらいの作画なのでハガレンと比べると酷だが、ハガレンで見れなかった中村豊アクションが見られたので満足。
そしてヤキモチ焼きの白石涼子がかわいい。ピーピー鳴いてる小見川千明もかわいい。次章も多分見る。



というわけでハガレントワノクオンもテイストは違えど、凄いアニメーションと可愛い女の子が見たい!というアニメファンの欲望に忠実な作品でした。好きなBONES作品がまた2つも増えて幸せだ。