手の平サイズの魔法の本『ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート』



敵と戦いたければ例えばRPGを。


空を飛びたければシューターにはお馴染みのビックバイパーを。


「りゅう」「しものきょじん」だって出せるけど、こんなマニアックなモンスターまで。
ショゴス(Wikipedia)


昨年末に発売された『二ノ国』というロールプレイングゲームは、ソフトとセットの本を見ながらDSの画面に魔方陣を書いて魔法を使う画期的なソフトだったが、『ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート』は更にその上。
DSに書いた単語が(ほぼ)何でもDSの画面上に具現化されるのだ。
もちろんただのオブジェクトじゃない。「バスタードソード」スペツナズナイフ」も持てば武器として使えるし(「かくばくだん」なんてブラックな武器まで……)、「きゅうけつき」を出せば人を襲い出す(そして「くい」を打てば死ぬ)。
この力を使って数あるステージをクリアしていくのがこのゲームのシステムなのだが、公式の解説動画を見て貰うのが最も分り易いだろう。


とにかくこのゲームは自由度が高い。

例えば道を竜巻が邪魔してるステージ。

正攻法で行けば「てんま」に乗って竜巻の上の隙間を越えていくところだが、

ブラックホールを置けば、


竜巻を消して歩いて進めるようになる(置く位置を間違えれば、プレイヤーキャラが吸い込まれてゲームオーバーするので危険な技だ)。

こんな攻略法はどうだろう?と考えたものに対して、ゲームががっちりレスポンスを返してくれる。そんな反復が楽しくて仕方ない。『メイドイン俺』を遊んでいた時にも感じた、知的好奇心をくすぐられる快感を久々に味わえてる。右脳がビリビリ音を立てる。
この『ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート』は、そろそろ次世代機に移行しようかというDS末期の発売でありながら、最もDSらしいゲームの一つじゃないだろうか。『Scribblenauts』を見事にローカライズし、更におまけでコナミキャラクターまで追加したコナミGJ!