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公開初日に『劇場版トライガン Badlands Rumble』鑑賞

昨日はオープン初日のガンダムカフェで店員さんのコスプレでも眺めようと秋葉原に向かったら

こんな様子で入れるわけもなく。予定を変更して公開初日の『劇場版トライガン Badlands Rumble』を観に新宿へ。


トライガン』といえば、ヒューマノイドタイフーンと恐れられ、その癖不殺をモットーにするトラブルメーカー「バッシュ・ザ・スタンピード」のマカロニウエスタン風SF活劇。今回初の劇場用アニメーション化。
原作漫画は完結済み、テレビアニメ版の放映は10年以上前、と(失礼ながら)どこに需要があるのかわからない作品だけに、公開規模は小さいし、公開初日にも関わらずレイトショーだったからか満席とも言えず、観る前はちょっと不安に。でも観た後はその完成度に大満足。
とにかく『トライガン』が好きな人たちが、『トライガン』が好きな人の為に作ったという熱意がフィルムからバシバシ伝わってくる。決して大作ぶってはいない、ベタなドタバタ人情劇なんだけど、オリジナルストーリーとは思えないほどトライガントライガンした話の運び、昔と変わらぬキャストの掛け合いは見ているだけで嬉しくて堪らなくなる。西村聡監督の手腕か、はたまた小林靖子さんの脚本が原作のノリを完全再現しているからか。銃弾と砂煙と原作への愛情度で、劇場版の『カウボーイビバップ』『鋼の錬金術師』に近いものを感じた。
あとゲスト声優の、なんといっても坂本真綾さんと島田敏さんの芝居がすごいので、声優ファンも満足できるかと。
近年の劇場用アニメラッシュの中、同日公開に『銀魂』、5月には『文学少女』『いばらの王』と続いて『トライガン』の影が薄くなりがちだけど、90年代のアニメが持っていたある種の「熱さ」を思い出させてくれるのはきっとこの映画だけだと思う。映画だけに大量のモブを配した銃撃戦、特に「音」へのこだわりが素晴らしいので、劇場で是非。