リフレクトミサイル
あのQ-Gamesがまた新しいゲームを送り出してくれました。DSiウェアの『リフレクトミサイル』。
Q-Gamesは任天堂と同じ京都に居を構えるゲームメーカー。小規模ながら斬新なゲームを数多く開発しているメーカーで、最近ではPS3の『ピクセルジャンク』シリーズや、DSiウェアの『デジドライブ』(元はGBA用)とか。特に『デジドライブ』の奇抜なデザインと類まれなる中毒性には惚れ惚れするものがあって、今最も気になるメーカーの一つだったり。
- 『リフレクトミサイル』の中毒性
そんなQ-Gamesの最新作『リフレクトミサイル』も一見すると奇抜なデザインで、ルールもたいそう複雑か?と思いきやびっくりするほどシンプル。ブロック崩しの面クリア型パズルゲーム版? クリアターン数の決まったブロック崩し? みたいな。 反射するミサイルで、ステージ内の標的を全て壊す、という至ってシンプルなルールの中、プレイヤーに出来るのはミサイルの発射角を決めるだけ。
このステージは「5ターン以内に」「5つの標的を破壊」
このステージは「3ターン以内に」「5つの標的を破壊」
それなのに、ステージの配置、ミサイルのバリエーション、そしてそこに加えられるプレイヤーの試行錯誤で、毎ステージ違った展開になるので飽きがこない。音楽も心地いい。ステージクリアにかかる時間も極めて短いので、ちょっとした空き時間とかにも最適。ステージ数は膨大だが、大量のステージの一つずつにクリアの☆印を残していく作業は、プチプチを潰していくような、ちょっとした楽しさがある。
規定ターン数でクリアすれば☆印。より少ないターン数でクリアすればメダルもゲット!
『デジドライブ』には難易度を乗り越えた先の、終りなきハイスコア更新地獄に対する中毒性があったけど、このゲームにあるのは誰でも気軽にクリアステージ数を更新していく中毒性。どっちもハマるし、どっちも良い。小規模なゲームならではの、ゲーム充実感。