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俺と罪と罰と

『罪と罰 宇宙の後継者』

今日ぐらいには『ベヨネッタ』のクリア後の感想を書いている、つもりでいたのけど、まだ一分たりともプレイしていないので出来るはずもなく。じゃあ発売日からこっち何をやっていたのかって? それはもちろん、『ベヨネッタ』と一緒に買ってきた『罪と罰 宇宙の後継者』。
『ベヨ』のあくまで「ついでに」買ったはずの『罪と罰』なのに、ちょっとだけ、と初めに開封したが最後やめられず止められず。気付いたらイージーモードで3周もクリアしてしまった。そもそもなんでこんなことに……。


罪と罰 宇宙の後継者』はWii用のシューティングゲーム。開発は『斑鳩』などで有名なトレジャー。昨日会った大学の後輩に言わせれば「魂斗羅」のとレジャー。そうそう、コナミの『魂斗羅スピリッツ』開発チームが独立して立ち上げたのが今のトレジャーですね。(トレジャー製じゃないけどWii用の『魂斗羅ReBirth』も傑作馬鹿ゲーなので要プレイ)
今作はシリーズ2作目にあたり、前作は2000年にニンテンドー64で発売された『罪と罰 地球の後継者』。最近思い立って購入したWiiのVC版で初めてプレイしたものの、ガンシューティングと2Dアクションを組み合わせた、64コントローラーに最適化したのであろう独特のゲーム性がなんともいえず妙な感じで、クラコンproでのプレイに慣れるにはかなり時間がかかった(GCコンやノーマルクラコンだともっとやばいらしい)。ステージ2-2の飛翔感と、壮大なストーリーが心に残る怪作、というのが第一印象。
これをプレイしただけでは続編を買う気にまで至らなかったかもしれないが、おなじみの「社長が訊く」での岩田社長のプッシュっぷりと、PVの出来の良さが引っかかって結局購入。そしてどっぷりはまってしまったと。



PVで一番印象に残っていたのがBGM。これはゲーム本編どこのBGMを切り取っても良すぎる出来。サントラほしい。『メトロイドプライム3』に並ぶWiiの良BGMゲームに勝手に認定したい。今した。
ゲーム自体はかなり遊び易く進化。元々複雑だった操作性は、Wiiリモコンのおかげで一気にシンプルに。キャラクターはスティックでグリグリ動かして敵の弾を避けて、リモコンで敵を狙って撃つべし撃つべしの直感的操作。画面内どこでも動けるようになったために前作にあったストイックなジャンプアクションぽさは無くなったが、『スペースハリアー』とか『スターフォックス64』ぽくなって自由に爽快になった印象。
操作性がシンプルになった分簡単になったかと言えばそうでもなく、イージーだろうと容赦なく殺しにかかってくる難易度に何度リモコンを投げそうになったか。道中は大量の敵をリモコンで打ち落とす爽快感が堪らない感じなのだが、多くの中ボス、大ボス戦は一見さんお断りな完全な覚えゲーなので、前作のハードな難易度が好きだった人も安心。ただし前作にあったタイムとクレジット制がなくなって無限コンティニューが可能になったのが救いなので、トライ&エラーでがんばればいつか光明が見えてくる絶妙な難易度。攻略法を理解した2周目以降が本当に楽しい。
操作性に加えて独特なのはその世界観。荒廃したチキュウの景観がとにかく退廃的で美しく。進行方向が決まっているレールシューティングゆえに、製作者側の魅せ方も冴えていて、景観と疾走感の組み合わせが癖になる。ステージ5における砂漠の一本道のジェットコースター感は特に秀逸だ。何周プレイしても飽きが来ない。


ベヨネッタ』もきっと面白いだろうとは想像できるしこれからがっつりプレイするつもりだが、『罪と罰』も決して負けてないだろう。きっと幾分も勝っているはず。Wiiのこういうコアゲーマー向けガチゲームは売れないと言われているし実際このゲームもまだあまり売れていないようだけど、ゲーム好きの人にこそもっとWiiを見てもらいたい! 『罪と罰』、面白いよ!
個人的には『鉄腕アトム アトムハートの秘密』に匹敵するベストトレジャーゲームでした。おすすめ。