『ドリームクラブ』るい先生クリア後感想

  • キャバクラってどんなところ?

以前、会社の上司に引っ張られて何度かキャバクラという場所を訪れたことがあったが、どうにも、楽しみ方がわからなくて困った。店の人間に客がお酒をごちそうしなきゃならないというシステムが理解できない。口下手な自分は何を話せば良いのかわからない。店の外で会う仲になるなんて想像もできない。はっきり言ってあの場にお金を注ぎ込む人の気持ちというのは理解できなかったし、未だに理解できない。キャバクラなんて、百害あって一利無し。

  • CGが好き

じゃあなんでお前こんなキャバクラキャバクラしたゲーム買ってるんだよお前、と言われかねないが、このゲームを買ったのは、キャラクターが3DCGで、しかもみんな飛び切りかわいいからに決まっている。

CGに、女性の造型に手をかけているゲームがつまらないわけがない。たとえつまらなくても、女性の造型を眺めていれば満足できる性分なので、経済的精神的被害は少なく済んで問題なし。アイドルマスターからフレッシュプリキュアのEDまで、守備範囲の広い私には死角なしである。

  • キャバゲー→直球恋愛ゲー

ゲームを始めると、女の子を指名してドリンクを女の子の分まで買ってあげておしゃべりして、とまあキャバクラキャバクラしたシステム。女の子から当たり障りのない世間話をされるのは、現実的だけど、面白くない。面白くないなー、と遊んでいると、どうやら自分も酔って女の子も酔わせれば話が発展するらしいと聞いて、飲んで飲んで、お酒に強いるい先生も飲ませて飲ませて。赤い顔したほろ酔いるい先生は、昼の顔、男子校教師としての悩みを吐き出しだし始め、始めたところでタイムアップ、また来週。おお!これは次の週末もドリームクラブに行きたくなる引き!
平日はバイトしてお金貯めて、また週末はドリームクラブ。行く度行く度に新しい顔を見せる、るい先生。学校の悩みから自分の悩みも打ち明けだす、るい先生。花見に、海に、デートに付き合ってくれる、るい先生。

ああ、るい先生。るい先生の胸の谷間しか見えないドリームな日々。

  • そしてピュアへ

ついに迎えた最終月12月。幾度ものデートを経て、気持ちの近づいた主人公とるい先生。最後のアフターでついにるい先生の唇をゲット、そしてハッピーエンドへ! やったねゲームクリアだ!



……そう、これはキャバクラ体験ゲームというのは表の顔。女性の悩みを解決して、恋仲になるという、至ってシンプルなフォーマットに則った直球恋愛ゲーム。恋愛ゲームのフォーマットを使っているから、しゃべりかけて、適切な選択肢を選べば、それだけで意中の女の子と仲良くなれる。恋仲になれるはずもない現実のキャバクラではなく、恋仲になれる夢のドリームクラブ。お酒を注文しても、しゃべりかけても(たとえゲームの中だけとはいえ)恋仲になれるという明確なED見えるから、女の子にもっとしゃべりかけたくなる。一緒にお酒を飲みたくなる。プレゼントを貢いで振り向いてもらいたくもなる。キャバクラに行くよりも、生きる活力が湧く。


私が週末を過ごすなら、そんな現実のちょっと先行く『ドリームクラブ』を選びたい。