『朧村正』クリア後レビュー

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Wiiのローンチソフトとして発売された『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』は、Wiiリモコンとゲーム中の斬り払いアクションを同期させることで、プレイヤーと主人公リンクにこれまでのシリーズ以上の一体感を。鬼才・須田剛一の殺し屋アクション『ノーモアヒーローズ』では、リモコンの振りをフィニッシュ技の発動のみに絞ることで、通常アクションと必殺技に心地良いメリハリが。
Wiiのチャンバラアクションゲームは、洗練される度にリモコンの振り要素が少なくなっているような……と思っていたら、Wiiの最新チャンバラアクション『朧村正』では、ついに振り要素を完全スポイル!ボタン操作のみ!



というともうWii用ソフトである意味があまりないような気さえしてくるが、『朧村正』では振り要素の代わりに、リモコン表面に大きく象られた「Aボタン」に着目。スティックとAボタンの組み合わせだけで、連続斬り、ダッシュ斬り、居合い斬り、ジャンプ斬り、と多彩なアクションを決められるのが単純明快で爽快。特にダッシュ・ジャンプ斬りの、「Aボタンを押しながらスティックを任意の方向に入れる」という独特のアクションは、スティックの動きと斬り攻撃が同期して非常に気持ち良い。アクションゲームに最適なGCコンでプレイすると、こちらもやはりAボタンが大きく設計されているので操作感良好。リモコン・クラシックコントローラーでももちろん操作可能だが、GCコンが一番マッチしているかと。


恥ずかしながらヴァニラウェア製ソフトは今回が初のプレイとなったが、美麗な背景、ヌルヌル動くキャラクター、巧みな声優の演技など、熱狂的なファンが存在するだけのことはあると納得。しかしそんな表面上の部分だけに凝るでなく、単純なアクションを、少ないボタンできっちり遊ばせてくれたからこそ、2つのストーリーを飽きずに攻略することができたのだろう。
Wiiサードパーティーソフトでも、面白いゲームはちゃんとある、と再認識。