『ミラーズエッジ』クリア後レビュー

公式サイト

昨年12月に国内でPS3/XBOX360向けに発売されたアクションゲーム『ミラーズエッジ』。
体験版を触った感じでは、その新鮮なプレイ感にちょっとビックリさせられたものの、北米版購入者の感想の大半がパッとしないものだったもので、購入は見送っていたのだった。年末やりたいゲームは山のようにあったし。


これが購入に至ったのは、昨年末のイベント関係で久しぶりにあった友人の強いプッシュと、今後配信されるというダウンロードコンテンツのムービーを見せられたから。

現実にはありえない、壮大でデジタでソリッドなステージを駆け抜けるカメラワーク、印象的な音楽。ハートにグサッっとキタ私はもう、その場で曲購入して(iTunes)、聴きながらゲーム屋に突撃。


一通りクリアしてみて、ゲーム自体は、既に読んでいた多くの人の感想も頷けるもので。
FPSっぽい視点ながらあまり銃撃戦がメインではなく、ビルの谷間を如何に早く飛び越え駆け抜けるかが問われるアドベンチャーゲームライクなところは凄く新鮮。気分は攻殻機動隊の少佐!
けれども全ステージ一本調子で走って飛んでまた走ってで進むものだから、メリハリに欠け、新鮮さも最後には段々と薄れてきて……。良くも悪くも、最後まで体験版分(製品版ステージ1相当)を逸脱しないまま小さくまとまってしまっているような。


とはいえクリア後に触ったレースモードはバツグンに面白い。ストーリーモードで培った技術を使って2分ほどのステージを駆け抜けるのだが、コンマ1秒までタイムを削って、フレンドと、世界のプレイヤーと競うのが面白いこと面白いこと。
アクションゲーム界でのタイムアタックといえば『メトロイド』シリーズが盛んに行われているようだけど、1〜2時間かかる長丁場のメトロイドタイムアタックにやる気が起きなかったのに比べて、サクッと結果の出るミラーズタイムアタックはモチベーション上がる上がる。流石に世界20位台の化け物みたいなフレンドには敵わないものの、ゴーストをお手本にして少しでも近づいてみようかと。
そして前述のダウンロードコンテンツも、このレースモードの追加コースとして1/29に配信されるようで。ああ、楽しみで仕方ない。


小さな王様と約束の国』におけるショタ王様のセーラー服(?)や、『バーンアウトパラダイス』のデロリアン配信などなど、昨年は各ゲーム競うように興味をそそる追加コンテンツを配信しまくっていた。(『テイルズオブヴェスペリア』のレベル有料配信事件なんてのもあったか。非難の声が強かったようだが、時間の少ない社会人にとってはあれも面白い試みに映った)
そんな追加コンテンツ自体がゲームの魅力をグッと引き上げる風潮。『ミラーズエッジ』を皮切りに、今年は更に盛んになっていくのではないだろうか。