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2008年のグッときたゲームを振り返ろう DLゲーム編

2008年は遂にPS3にまで手を出し、現行ハードを全機種揃えてしまった記念すべき年。いろんなハードで遊んで、いっぱい笑って、いっぱい感動しました。そんな2008年を忘れないように、ちょっと1年を振り返ってみる企画。


第一弾として今回はダウンロードゲーム編をば。
WiiやDS、ついでにiPhone向けにもオリジナルゲーム配信サービスが開始。PSPでも直接(PS3やPCを介さないで)過去の名作ゲームが購入可能に。そんな2008年は、各ハードで配信インフラが整い、まさにダウンロードゲーム元年とでも言える年。なので今回は2008年に各ハードで配信されたソフト群の中から、特にオススメする、グッときた傑作ゲームを紹介。ハズレなし。


Wii


本作はFFCCの冠を被っているものの、GCの『FFCC』やDSの『FFCC リングオブフェイト』のようなアクションRPGでは、ない。プレイヤーは「小さな王様」を操作して、冒険者をダンジョンに派遣→持ち帰った資材を使って家や店を建築→城下街を発展させる、という一風変わったシミュレーションゲーム。だからFFらしいコマンドバトルもなければ、FFCCらしいアクションバトルも存在しない。そこにあるのはコツコツとした積み重ねだけ。なのにどうしてこんなにやめられなくなるのか。
『想像』『創造』とでもいえる河津ゲーのエッセンスが、「戦闘描写の想像」「街並みの創造」として開花したこれは、全く新しいシミュレーションゲームの形。FFの名前を背負うにはちょっとシンプルすぎるきらいもあるが、同システムを使ったゲームの今後の展開には期待せずにはおれない。
ショタ王子かわいいです。


同じくWiiwareで配信されているシューティング『スペースインベーダー ゲットイーブン』が全く違うゲーム性の作品に生まれ変わったのは対照的で、グラフィックまで15年以上前に遡ったような伝統的で美しいドット絵。つまり中身も難易度高し。特に2面の泡地帯が最初の壁になって1週間は進めないままだった。

それでもこのゲームを最後まで進めることができたのは、無限コンティニュー可能&やめても次回から好きなところ(進めたところまで)から再開できる割り切った仕様のおかげ。「コンティニューするのは自由だけど、死んだら装備なしでコンティニューポイントから再開だよ」というグラディウスの復活システムがあるからこそ、同じパートでも常に緊張感を持って、慎重に、敵のパターンを学習しながら進み、万人がステージクリアの達成感を味わえるようになっている。素晴らしいさじ加減。

もちろん昔ながらのシューター向けにネットランキングはもちろんのこと、打ち返し弾で一気に難易度アップの2週目以降もある。パッケージソフトと比べても遜色のないつくり。コナミはもっと宣伝すべき。


未クリアのため今まで感想を書かずにいたのだが、2008年のダウンロードゲームを語るにあたってこのソフトを外すわけには。
永遠に来ないと思っていた「9作目」のロックマン。ドットで蘇った懐かしいグラフィックに、思わず「おかえり」、頬がほころぶ……暇もなくティウンティウン。死んで死んで死んで死んで、ちょっとだけ先に進めたと思ったらまた死んで。死んで覚えるマゾゲーっぷりは相も変わらず、どこから切り取ってもロックマン
クリアできてませんごめんなさい。2009年の目標は『ロックマン9』クリア!で。


PS3


ノリにノってる360のダウンロードゲームに比べて、イマイチパッとしない、どこか精彩を欠いていたPSstoreのPS3用オリジナルゲーム群。そんな中にあって『ワイプアウトHD』の登場は一発逆転大ホームラン、とまでは言わないまでも、これまでのイマイチ感を払拭するには充分なインパクトだった。
ワイプアウト」といえば任天堂のレースゲーム「エフゼロ」のパク、じゃなくてインスパイアされたのであろう、超高速半重力レースゲームシリーズ。シリーズ最新作は「HD」と冠しているだけに、グラフィックは紛れもなくPS3クオリティ。並のパッケージソフトのレベル以上。高速感も「エフゼロ」以上どころか、トリップ感バツグンのレースモードの導入でドラッグレベルの域に。スピード出しすぎ注意。


XBOX360


FCソフトのリメイクモノだけにマゾゲーっぷりも並じゃなく、最終面なんてまさに地獄絵図の様相。FC版ならきっとここで投げてた。

でもリメイク版じゃあイージーモードなら「落ちた!死んだ!」と思った先に透明ブロックが敷き詰めてあって助かることがしばしば。すごいストレスレス。ボス戦の解法がわからなくて何度か詰まることはあったけど、一回わかってしまえば楽勝だし、ザコはサクサク死んでくれるのでサクサクと一気にクリアできた。サクサクストレスアクションゲーム、バイオニックコマンドー
今作でワイヤーアクションの楽しさを存分に味あわせてもらったわけだし、2009年発売予定の3Dアクション版も楽しみ。


シリーズ累計100万ダウンロードを達成したという話も聞く、360の人気シューティング「ジオメトリーウォーズ」シリーズの最新作『GEOMETRY WARS RETRO EVOLVED 2』。
6種類のゲームモードを収録した豪華版、のはずなんだけど、気付いたらプレイするのは「PACIFISM」ばかりなり。敵を引き寄せるだけ引き寄せて自爆する爽快感、一瞬のミスが即死に繋がるギリギリの緊張感。2008年、最中毒ゲーム。


XBOX360が誇る傑作中毒ゲーム『パックマン チャンピオンシップ・エディション』に続く、ナムコの資産再利用大胆リメイクレトロゲーム第二弾が『ギャラガ レギオンズ』。

パックマンCE』がまだパックマンらしさを残していたのに対し、『ギャラガ レギオンズ』はギャラガ?なのか? ステージクリア型の固定画面シューだけどまるで別ゲー。でもこう、敵の行動を先読みして子機を配置して叩くのはなんちゃってニュータイプ感があってよろしい。ナムコゲー的にはむしろ『ヴィーナス&ブレイブス』っぽい。

ただ、買ってから結構プレイしてみたものの、未だクリアには至らず。難易度は高い。値段分満足はしてるけど、ビジュアルがドギツイだけに全ステージ拝みたい。ロックマンと同じく、2009年にクリアを目指したい。



オンラインベルトスクロールアクションRPGCASTLE CRASHERSキャッスルクラッシャーズ)』。オンラインRPGというかオンラインアクションゲーム寄り。くにおくんRPG的なレベルアップや武器収集の概念を足したみたいな。
オンラインRPGではどうしても長時間のプレイを余儀なくされるが、このゲームに至っては4時間もあればEDに辿りつけるので大変有意義。
プレイキャラや武器の種類が多い割に操作感が似たり寄ったりなのは残念な感じだが、1週クリアする分にはものすごく楽しませてもらった。今世代機における協力可能ダウンロードゲームにおいて、フレンドで集まってサクッとダラダラ冒険するにはこれ以上のゲームはないんじゃないかと。


・2008年ベストダウンロードゲーム


XBOX360にて2008/1/9より配信開始。シューティングゲームを敬遠していた私をして、今年1年をシューティングの年に塗り替えた記念碑的なタイトル。勝手に今年のベストダウンロードゲームに認定(昨年は『パックマンCE』)。
コストパフォーマンスの面から、そしてあまりの高難易度ぶりから好んでシューティングゲームをやってこなかったものの、800マイクロソフトポイント(1200円相当)なら痛くないだろうと手を出したのが運の尽き。その後も『斑鳩』『トリガーハートエグゼリカ』『オトメディウスG』とお決まりのコースに突入することに……。
そんなことになったのも、『オメガファイブ』がシューティング入門として非常に優秀だったから。360のパワーを充分に使った豪華なグラフィックに目を奪われるところから始まり、初心者にも優しいゲームスピード、段階的に上がる適度な難易度、繰り返し遊びやすいステージ総数全4面。決して簡単なわけではないけれど、がんばれば応えてくれるからがんばれる。中断していた時期もあったとはいえ、購入から3ヶ月かかってようやくクリアできた時には、感動もひとしおでした。
和ゲーらしい絶妙なバランス調整なのにキャラクターが洋ゲーじみててバタ臭いのも、いかがわしい、昔のゲーセンの隅っこにありそうな奇妙なイメージを醸し出しててグッとくる。ゲーム性、世界観、音楽、全部ひっくるめて大好きです。


・2008年のDLゲームを振り返ってみて
ダウンロードゲームは消費者としては安いから手を出しやすいし、開発者にとってもパッケージソフトとしては出し辛い、新しいアイディアを試す格好の場。あんまりメディアへの露出が少なすぎるから、まだまだ知らない人も多いダウンロードゲームの世界だけれど、ゲームに時間が割けない忙しい日本の社会人にとっては、これ以上ないゲーム環境のはず。まだまだ伸びる余地はある。
2009年は任天堂とかiPhoneが行ってるような、ダウンロードゲームのCMが、もっともっと増えるはず。増えるといいな。マイクロソフトは素晴らしいダウンロードゲームをどのハードよりも抱えているんだから、もっと宣伝すべきだ。