ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード

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相変わらずの絶景の雪山に惚れ惚れとしながら滑っていると、スピーカーから聴いたことがある音楽が。これは……って「Liquid Soul」じゃあないですか!
中途半端にリアル寄りでゲームとしては全くパッとしなかった『R:Racing Evolution』。けれど曲だけはリッジシリーズに負けずとも劣らない名曲揃いで、特に「Liquid Soul」はゲーム音楽マイベスト3に数えられる超名曲。当然出るだろうとサントラを待ち続けるも遂にアナウンスされることもなく、長らく日の目を見ることがなかったのだが。
そんな曲が、スキー場の、スピーカーから、ゲームの中とはいえ聴くことができようとは、ちょっと想像していなかった。好きな曲を聴きながら滑れるミュージックプレイヤーでも、大量のリッジサウンド(ファミスキがリッジチーム製だから?)、アイマスからはインストで10曲、太鼓の達人からはオリジナル曲数曲、と最近のナムコサウンドが堪能できるしで、ナムコ好き、リッジ好きにとってはユーミンの穴を埋めるには充分の曲目。


前作『ファミリースキー』から1年も経たずに登場した『ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード』。タイトルに「2」と付けなかったのは前作の「日本のスキー場の雰囲気を完全再現しましたよ」感をオミットした別ゲーになったから、かもしれないが、曲だけでなくゲームの中身も確実に進化。
山は前作のこじんまりとした和風スキー場から一変、かなり広くなったアメリカ風?スキー場+自然を再現した山とで2倍以上のボリューム。ジャンプ台がなくともジャンプが出来るようになり、トリック発動も自由自在。コースごとの評価制はなくなったものの、新たに実績システムみたいなものが追加されたのでやり込み要素も充分。ゲーム寄りに随分とパワーアップしており、前作を楽しめた人なら再び熱くなれることは確実。

追加されたスノボーは、というとバランスWiiボードなしの私にとっては満足できるものではないが(操作方法がリモコン+ヌンチャクをストック的に使うスキーの操作と同じで違和感)、これはボードを持ってる人用のおまけと割り切るしかないか。


数年前の時点で広大な雪山を打ち立てた『SSX3』を越える雪山ゲーが現れることはもうないと思い込んでいたけれど、『ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード』は唯一の欠点だった雪山の小ささを克服。かなりの部分で『SSX3』越えを果たすことに成功したんじゃないかと。最近のリッジにはマンネリ感があったけど、やっぱリッジチームすげえよ。