ユウキズ・ダイアリー

アニメ・映画・ゲームについての雑記

東京ゲームショウ2008

かれこれ今年で5年目のゲームショウ。今年はいち早く触ってみたいってぐらいのタイトルはセガの『レッツタップ』ぐらいなもんだったけど、E3亡き今、世界一になったゲームの祭典に参加しないわけにはいかんし。ゲーム好きが集まって、ゲームだけを楽しむお祭りなんて最高の場所じゃないの。
ブース毎に軽く感想を。

・最初に並んだのがマイクロソフトブースにあった『ソニックワールドアドベンチャー』。いやま列が短かったからってのもあるけど、グラフィック関係かなりがんばってるって聞いてたので。実際触ったら本当にグラがすごい。南イタリアとかギリシアとかの雰囲気の、白い壁の街並み(ほらあの『キラー7』にあった、ゲームではなかなかお目にかけない感じ)の中を猛スピードで駆け抜けるソニック。3Dアクションの派手さと、時折切り替わる横からの2D視点が組み合わさって、爽快で豪快。とても良かった。



・人多すぎて触れるわけないと端からあきらめてた『スターオーシャン4』と『ラストレムナント』だが、それでも大量のプレイ台を出し惜しみせずに外から見れるオープンな形にしたのには好印象。ラスレムから漂うサガ臭さが堪らん。明らかにRPG大好き!みたいな女の子グループが、かっこつけポーズをするキャラクターにゲラゲラ笑ってたり「カエルだ〜」とか騒いでたのを見るに、360用とはいえ結構いけるのかも。ソニックのスタッフさんはどちらもプレイしたらしいが、スタオは3から変化が少ないのに対し、ラスレムは新鮮でよかったとかなんとか。


・うちのブログはどういうわけか「セブンスドラゴン」でググると5番目に来てしまう以上、『セブンスドラゴン』はプレイしないで帰れるわけがないわけで。印象としては、やっぱり既報で感じてた通り世界樹的な匂いが強いものの、見下ろし画面になったことでよりとっつきやすくなったような。キツキツなゲームバランスは世界樹譲り。FOE?は2体しか倒さないでダンジョンクリアしてしまった。この仕様で全部倒した人もいるとか聞いたが、初見のシステム理解前にそれを求めるのはキツいっての。普通は体験版というとゲームの一部分をプレイさせるものだけど、ゲームショウ用に特別なドット絵寸劇を入れてるとことか尋常じゃないこだわりを感じた。下画面がセガブースのマップになってるのもニクイ。せっかくこんなに作りこんでるんだし、製品版にもこのTGSバージョンおまけで入れてくれてもいいよなあ。
・期待してた『レッツタップ』は期待通り『ドンキーコングジャングルビート』的な叩きアクション。対戦プレイ楽しい。でもせっかくなんだしコンパニオンのおねーさんとプレイしたかったわ。豪快なドンキーよりは繊細な操作を要求される感じで、ジャンプの誤作動が多発したのは気になった。加減になれるしかないのかもしれないけど。製品版では感度調節なんかも入ってるとうれしい。

・プラチナゲームスのトークイベントはたいした内容はなかったが、『ベヨネッタ』のムービーが大画面で観れたのは良かった。やばいよエロイよ。エロ・デビルメイクライだよ。これこそプレイアブルで出展してほしかった。神谷先生初の同ジャンルのゲームってことで、カプコン時代からどれだけ変化したのか大変興味深い。


PS3用に配信予定の『flower』ってのがノーマークなうえに面白かった。『みんなでスペランカー』やるために配信ゲームの列にならんだのにな。結局他の人がプレイしてるのを見て気が変わった。コントローラーを傾けることで自分(花びら)が草原を飛び回る一際美しいゲーム。草原に散らばる花を開花させながら、引き連れる花びらを増やしていく、ただそれだけなのに5分間夢中で飛び回ってしまた。ゲーム性は現段階では一切ないけど、「美しいだけ」「傾き検知をフルに使ってる」ってとこはものすごくPS3らしいんじゃないだろうか。


・なんで『のびのびBOY』がプレイアブルじゃないのよ。何年待ってると思ってるんだ!


続きます