Galaga Legions(ギャラガレギオンズ)

そこでイエスが『名は何というのか』とお尋ねになると、『我が名はレギオン、大勢であるが故に』と応えた。

新約聖書』 マルコによる福音書5章9節より



公式サイト

新作ゲームを意欲的に開発しながらも、新ハードを出すたびにクラシックゲームで銭を稼ぐあこぎなナムコ。けれども昨年XBLA用ソフトとして配信された『パックマン チャンピオンシップ・エディション』はただのパックマンリメイクだなんて言わせない大胆なリメイク具合で、ハイテンポで中毒性の高いシステムには一時期大ハマリした。数々の名作が転がるXBLAの中でも、これを越えるソフトには未だに出会えていない。そんな『パックCE』に続くXBLA用大胆リメイククラシックゲーム第二弾!が今回紹介する『Galaga Legions(ギャラガレギオンズ)』。


タイトルにある「レギオン」の出典は、おそらく新約聖書の一文にあり、傑作怪獣映画『ガメラレギオン襲来』で怪獣名としても有名になった「レギオン」。冒頭に引用した文にあるようにこのゲームにおいても「群れ」を意味しているのであろう。
ナムコアーケードゲームギャラガ』はインベーダーの亜流、と言っていいのか? 固定画面のシューティングで、私がちゃんとプレイしたことのあるのは続編の『ギャラガ"88』ぐらいなので詳しい言及は避けるが、煌びやかな宇宙、合体する自機、軽快な音楽、と非常にナムコらしい、ライトで印象に残る佳作だった。

最新『Galaga Legions』でも、固定画面シューであることや、あんまり敵が積極的に撃ってこない、のでよく見てしっかり避ければ初心者でも1面ぐらい楽にクリア可能、なところなどギャラガらしさはそのままに、自機が吸われる→捕虜になった自機を解放→横並びに合体!という特徴はバッサリカット。その代わりにいつでも右スティックを倒すことで、その方向に任意に子機を離脱して多方向同時撃ちが可能になる(子機との合体はワンボタン)という新分離合体システムを採用し、「レギオン」の名の如く今までとは比較にならない圧倒的量で攻めてくる敵の群れを捌けるようになっている。
分離合体システムを作ったのが先か、群れる敵を用意したのが先かはわからないが、この2つのシステムの融合具合が見事。敵の出現前に出現位置が表示されることで、先に子機を置いて待ち構え→出てきた先から一気に殲滅、というニュータイプ的先読み戦闘が可能になっている。戦う前の配置が重要、ってとこには同じくナムコの『ヴィーナス&ブレイブス』を思い出した。「文化祭は準備の方が楽しい」ってことですね(?)


得点システムが解りづらく、解っても得点を稼ぎ辛いという点をABAさんが言及していてそこは難点かなー、『パックCE』みたいに永久に遊べるゲームじゃないのかなーとは思うけど、私は現時点では全ステージクリアにも遠いヌルシューターなので関係なし。とりあえず、クリアの見えない今が、一番楽しい。『CASTLE CLASHERS』と共に当分頑張ってみる。