グンペイリバース

今や懐かしい短命ハード・ワンダースワンの『グンペイEX』をこよなく愛する私にとって、グンペイは特別なパズルゲーム。サウンドとグラフィックを極限まで進化させたPSP版が面白くないわけがない!と思って買った『グンペイリバース』はPSPを購入した動機の1つでもあったんだけど……なんで素直に楽しめないのだろうか。


ルミネス』などで有名なQエンタテインメント製とあって、グラフィックとサウンド(スキン)はセンスがある。ゲームとの相性もバッチリで最初の数回のプレイは陶酔してのめり込めたのだが……スキンを充分に楽しむためには、メインとなるチャレンジモード全40面をノーコンティニューでクリアしなくてはいけないと知り、それが自分にはできそうにないことに気付いた時点で急激に冷めていった。この作業は最低でも3時間かかる(らしい)。1時間もかからずにゲームオーバーとなってしまう未熟な私にはいくら時間があっても到達できそうにない。これではいくらがんばっても大半の時間は見慣れた面で時間をつぶすことになり、到達ステージを更新してもまた再挑戦時は長期戦を覚悟しなくてはならない。難易度が低いとつまらないが、高すぎても達成感は湧かないということが、作っている側にはわからなかったのだろうか。

チャレンジモードで手に入れたスキンは他のモードで自由に使用できるのだが、やはりスキンが少ないと物足りない。いっそチャレンジモードを簡易化するとか、難易度は維持して1時間集中すればコンプリートできるとか、クリア時の得点を消費して購入するとか、もっと別の形でスキンを手に入れられれば他のモードも更に楽しめたはずなのだが。

基本システムは従来通りなので面白さはお墨付き。だからこれが初めての人には楽しめるかもしれないが、数年来のグンペイファンとしては「これで味付けが良ければ最高の進化を遂げられたかもしれないのに」と思わずにはいられない。



と、ここまで書いておいてスワン版を久々に機動したのだが、PSP版に慣れてしまうとさすがに厳しい部分も。難易度曲線の上がり方なんかはこっちの方が好みなんだけど、さすがにスキンが寂しい。うーん、PSP版はブレイクモードを搭載してたりとか良い部分はあるんだよな。PSP版もスキンをあきらめて無目的にダラダラ遊ぶ分には決して悪い作品ではないのかも。
ここは直接やり比べよう!と探したのだが、ケースの中身は空。どうやらPSP版は紛失した模様。
悪く言った罰か。