らき☆すた

このアニメはまさに事件というか事故というか。作品にたいしては賛否両論色々論議されているが、『涼宮ハルヒの憂鬱』がぶちあけた風穴に無理やりねじ込んできた現代オタク文化の中心として見るべきところの多い秀逸なアニメだったように思う。

あきらかにハルヒの後継として視聴者に期待されているにも関わらず、あまりにもだらだらと退屈(だが面白い)会話シーンだけで押し切った1話目で「中身のないアニメですよー」と提示すると共に視聴者をふるいにかけたと思ったら、めくるめくパロディネタで翻弄→あげくに監督降板→こりずにアニメ店長ハルヒネタの応酬。適当に作られているようで全く絵は崩れないので安心できて、ところどころに目を見張る演出も散見され毎週目が離せない。製作者の意図していた「オタク向けサザエさん」というポジションを築き上げることは成功していたと言って過言ではない。

最終話、文化祭開始の一歩前で幕を引いたのは心憎い。京アニのお祭りはまだまだ続くよ!ってことだなきっと。