第10回 今週のゲーム

今夏のゲーム商戦は例年にないほどの盛り上がらなさで、私も買ってまでやりたいゲームがないものだから積んでいた『ゼルダの伝説 風のタクト』を始めてしまい広大な海原で冒険に明け暮れる毎日なのだが、夏も終わりに差し掛かったこの時期に来てようやくの真打ち登場。

FFCCシリーズ2作目になる本作は前作と同じく、従来のFFシリーズとは異なったアクションRPGのシステムを採用。さらに前作での障害となっていた「多人数プレイじゃないと面白くない」という最大の欠点に対しても、「シングルプレイモード」と「マルチプレイモード」の2つのゲームを1つのパッケージングにすることで万全の対応を試みている。

今までスクエニのDSソフトといえば外注作品ばかりだったのだが、おそらく今回は初の社内製ソフト。それだけにオフラインのFFシリーズでは初となる装備品のグラフィックへの完全反映やイベント時のボイスの採用など、通常のDSソフト以上の力の入れようが見受けられる。

今春行われたスクエニパーティの際に実際に触ってみたのだが、スクエニのゲームとは思えないほどの軽快なアクションを味わえることができてかなりの好印象を受けた。ゼルダでDSのアクションゲームに慣れた人たちには、別の方向のアクションゲームへと正当進化したこの作品も是非ともオススメしたいところ。