PLAYSTATION AWARDS 2007

毎年7月に開催されているSCEJの国内向け発表会「PLAYSTATION PREMIERE」が今年も開催された(以前は「PLAYSTATION MEETING」って言ってたやつね)。

PSPPS3もお寒い状況の中、特に目新しい情報はないので詳しい記事はGAME WATCHさんにでも任せるが(『MGSPO+』がちょっと気になるぐらいか)、ここでは同時に発表されたPLAYSTATION AWARDS 2007について触れてみる。

PLAYSTATION AWARDSとは「PS系のハード」で発売された、特に出荷本数の多かったゲームを受賞するという毎年行われている受賞イベントである。販売本数なんて調べりゃ分かるんだからわざわざ賞あげることもないでしょ、売れてるソフトが必ずしも面白いわけじゃないんだから、選考委員でも呼んで良いゲームを評価してあげようよ、って毎年思ってるのだがSCEJの伝統として確立したいのか一向に止める気配はない。お寒いPS市場で賞あげたって悲しくなるだけじゃないのだろうか。

今年の受賞タイトルは以下の通り。


・プラチナプライズ(100万本売れたソフト)
 MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd


・ゴールドプライズ(50万本売れたソフト)
 無双OROCHI
 龍が如く PlayStation2 the Best
 龍が如く2
 みんなのテニス
 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合 vs. Z.A.F.T. II PLUS


スペシャプライズ(なんだよこれ……)
 ガンダム無双
 鉄拳5 DARK RESURRECTION
 まいにちいっしょ


例年に比べるとどうなのだろうか。ここ5年間の受賞本数で比較してみよう。
 2003 ダブルプラチナ:1 プラチナ:3 ゴールド:13 
 2004 プラチナ:4 ゴールド:11
 2005 トリプルプラチナ:1 プラチナ:4 ゴールド:7 スペシャル:3
 2006 ダブルプラチナ:1 プラチナ:3 ゴールド:9 
 2007 プラチナ:1 ゴールド:5 スペシャル:3



ゴールドを0.5、プラチナを1、ダブルを2、トリプルを3として指数を出すとどうなるだろうか(スペシャプライズは年によって選考基準が変わってるのでここでは除く)。


2003:11.5 → 2004:9.5 → 2005:10.5 → 2006:9.5 → 2007:3.5


うわわわぁ……。こんなにPS系ソフトの落ち込み具合ってやばかったのか。書き出してみないとこのやばさはわからないわけだ。



  • NINTENDO AWARDS 2007

こんなにやばい指数が出て私が一番驚いてるんだが、ここは視点を変えて「もし任天堂ハードで出たソフトに対してこんな授賞式(NINTENDO AWARDS 2007とでも言えばいいだろうか)が開催されたらどうなるのか」という点でも調べてみる。ただし参考にしたデータは続YSOさんの2005年12月26日〜2006年12月31日までの売り上げデータなので、「2006年度」のデータから受賞作品を決めたPS AWARDSとは集計期間が異なるのであしからず。


クアドラプル(?)プラチナプライズ
 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール


・トリプルプラチナプライズ
 Newスーパーマリオブラザーズ
 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング


・ダブルプラチナプライズ
 おいでよ どうぶつの森


・プラチナプライズ
 脳を鍛える大人のDSトレーニング
 英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け
 マリオカートDS


・ゴールドプライズ
 テトリスDS
 ファイナルファンタジーIII
 いまさら人には聞けない大人の常識力トレーニングDS
 オシャレ魔女 ラブandベリー DSコレクション
 たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
 星のカービィ 参上!ドロッチェ団
 しゃべる!DSお料理ナビ
 ポケモンレンジャー
 ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー
 Wiiスポーツ
 ジャンプアルティメットスターズ
 はじめてのWii



クアドラプル:1 トリプル:2 ダブル:1 プラチナ:3 ゴールド:12


もはや必要もない気がしてきたがPS AWARDSの時と同じ基準で指数を出してみると……

その数なんと21! PSハード全盛期2003年度の11.5と比べるとほぼ倍、今年度の3.5と比べると6倍の数字!である。


こんなところからも、昨年いかにゲーム業界がひっくり返ったのかがよくわかる。