ユウキズ・ダイアリー

アニメ・映画・ゲームについての雑記

ファイナルファンタジー16をプレイしたらリアスピーカーSA-RS5の音質が向上して天井から水滴が落ちてきた件

今更ながら、昨年発売の『ファイナルファンジー16』を購入した。 Amazonで激安だったのでもうすぐ『ファイナルファンタジー7リバース』発売なのでテンション上げようと思って買ったのだが、始めてみると「声がぼわぼわ反響っぽく聞こえる」「後ろから音が聞…

地デジ・Switchのボケ感を解消するBRAVIAの「リアリティークリエーション」機能が優秀すぎるのでダンジョン飯で検証してみた

先日アップした2023年振り返り① 買ってよかった編(家電、デジタルゲーム、ボードゲーム) - ユウキズ・ダイアリーの追記。 前述の記事でSONYの4K有機ELテレビ BRAVIA「XRJ-65A80K」を取り上げた際に「地デジのボケ感が気になる」と苦言を呈したのだが、その…

2023年振り返り② 見てよかった編(映画、アニメ、ドラマ、バラエティ)

昨日の「買ってよかった編」に引き続き、2023年の見てよかったを振り返ってみる。 yuki222.hateblo.jp 映画ベスト10 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 ゴジ…

2023年振り返り① 買ってよかった編(家電、デジタルゲーム、ボードゲーム)

今年は春先の引っ越しに伴い必要なものをばたばたと買いそろえてたら終わっていた1年だったので、まずは買ってよかった家電とゲームについて振り返ってみる。 買ってよかった家電 4K有機ELテレビ(SONY XRJ-65A80K+HT-A5000+SA-SW3+SA-RS5) yuki222.hate…

失なわれたものと残った輝き 映画『君たちはどう生きるか』レビュー

見終わった印象は「宮﨑駿も楽しい夢を見せられなくなったのか」という残念さと諦念と、けれどどこか清々しさをも入り混じるものだった。 7月14日に公開された宮﨑駿監督・スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』は、事前PRなしという異例のPR戦略の…

SONYの4K有機ELテレビ BRAVIA XRJ-65A80Kを買ってはいけない(とことん追い込んで性能を引き出す気がなければ)

BRAVIA XRJ-65A80K パーフェクトモード 前回のエントリにも書いた通り先日SONYの4K有機ELモデルBRAVIA XRJ-65A80Kを購入し、それから1ヶ月かけて満足いく状態まで持ってこれたのだが、この1ヶ月のことを考えるとおいそれとオススメはできないなと感じている…

仮面ライダー愛の重さ故の歪さ『シン・仮面ライダー』

『シン・ゴジラ』を見てからというものの、庵野秀明監督による「シン・」シリーズには「過去の人気作を、誰もが受け入れられる現代エンタメとして最新映像でリブートする作品」を期待するようになっていたのだが、『シン・ウルトラマン』の時点で原作濃度が…

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』と『GのレコンギスタⅣ』が出るのでSONYの65インチ有機ELテレビBRAVIA「XRJ-65A80K」とサウンドバー「HT-A5000」を買ったら最高の一人暮らしが始まった件

今年2月に劇場版Gレコシリーズ最高傑作『GのレコンギスタⅣ』のBDが、3月には『GのレコンギスタⅤ』のBDと、待ちに待った『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の4K UHD BDが発売! とはいえ15年前に買い揃えた視聴環境でこれらの最高映像を堪能するのに無理を感じ…

トミノガンダムを過剰摂取すると刻が見えるーサンライズフェスティバル2023レポ

サンライズフェスティバル2023という、アニメ制作会社サンライズ(現バンダイナムコピクチャーズ)のアニメ上映企画の一環で開催された「『機動戦士Ζガンダム A New Translation』三部作一挙上映」と「ふざけているのか!?タブー破りの一挙上映!劇場版『∀…

【2023年冬クール】今期アニメはこの3本

『お兄ちゃんはおしまい!』 『Go!プリンセスプリキュア』や『無職転生』の圧倒的アクション作画が印象深いアニメーター藤井慎吾の初監督作。非常にフェティッシュでキワどいシーンが多いので決して万人向けの内容とは言えないが、細やかな日常芝居には惚れ…

ゲームオブザイヤー2022

MAVEL SNAP スプラトゥーン3 ソニックフロンティア 映画、ドラマ、アニメに夢中になってた今年は本当にゲームが手薄になってしまった。いざ話題作を買ってもなかなかクリアできない(ないしレビューできる程度まで進まない)始末。 そんな中でも一番遊びこん…

話数単位で選ぶ、2022年TVアニメ10選

『鬼滅の刃 遊郭編』第8話「集結」 絵コンテ・演出:高橋 賢 / 総作画監督補佐:坂東美佳、佐藤美幸 / 作画監督:佐藤哲人、藤原将吾、緒方美枝子、秋山幸児、茂木貴之、塩島由佳、永森雅人、外崎春雄 後半のアクションシーンはHDDが擦り切れるまで見た。 …

2022年映画ベスト10

NOPE トップガン・マーヴェリック RRR すずめの戸締まり GのレコンギスタⅣ 激闘に叫ぶ愛 THE FIRST SLAM DUNK 犬王 ゴーストバスターズ/アフターライフ ザ・バットマン さかなのこ 今年見た新作映画(映画館&配信)は64本、旧作映画(映画館&配信&地上波…

『すずめの戸締まり』試写会レビュー ―新海誠の挑戦と覚悟

明日11月11日から公開される新海誠監督の新作映画『すずめの戸締まり』を、一足早く完成披露試写会にて見させてもらった。公開前なので極力ネタバレを避けつつ、魅力を伝えたいと思う。 あらすじ 宮崎に住む女子高生・すずめが、廃墟にたたずむ謎の扉を発見…

今期アニメはこの3本―2022年秋クール

今期は注目作が多いので書くまでもない気もしつつ、新作アニメをだいたい全部見たのでオススメ作を書いておく。 機動戦士ガンダム 水星の魔女 既に話題沸騰中な『機動戦士ガンダム 水星の魔女』はやはり推しておきたい。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェン…

『Gのレコンギスタ』のポスターを額装するとQOLが上がる

先日、映画『GのレコンギスタV 死線を越えて』のスタッフトーク付き上映会に参加した。演出・吉沢俊一氏による「GレコⅣには多数の没シーンがあった」というトークは大変刺激的だったのでぜひ下記レポートを読んでもらいたいところだが、 富野監督「このシー…

富野由悠季の集大成『GのレコンギスタⅤ 死線を越えて』

富野由悠季総監督による「Gのレコンギスタ」シリーズ完結編『GのレコンギスタⅤ 死線を越えて』が公開された。圧巻の映像は身じろぎせず見入ってしまうもので、これぞ富野由悠季氏の集大成と呼ぶにふさわしい映画となっていた。TV版は「ドタバタロボット活劇…

『GのレコンギスタⅣ 激闘に叫ぶ愛』が新規戦闘シーン追加というタブー破りをした理由

劇場版「Gのレコンギスタ」シリーズ最新作『GのレコンギスタⅣ 激闘に叫ぶ愛』が公開された。各媒体に掲載されていたインタビュー記事から新規カットが非常に多いという情報を得ていたので全5部作の中で最も期待していたのだが……あまりの出来に思わず感涙させ…

今期アニメはこの3本―2022年夏クール編

2022年夏クールのアニメ新番組をだいたい全部見たので注目作を紹介してみる。 ちみも 1本目は『ちみも』。人気イラストレーター・カナヘイがキャラクター原案ということでファミリー向けのゆるふわアニメと思いきや、1話目のサブタイトルからして「地獄のは…

自分のための、初めてのウルトラマン―映画『シン・ウルトラマン』レビュー

ようやく自分のためのウルトラマンに出会えた―それが映画『シン・ウルトラマン』を観て一番に嬉しかったことだ。 三つ子の魂百までとはよく言ったもので、幼少期に見た特撮作品は忘れがたいものだ。私の場合、スーパー戦隊シリーズは『高速戦隊ターボレンジ…

最新携帯ゲーム機『Playdate』が従来のゲームライフをひっくり返すかもしれないという話

数日前に海外から怪しい小包が届いたので数日放置していたのだが、開封したらゲーム機が出てきたのでびっくりした。すっかり忘れていたが、そういえば1年前に新型ゲーム機『Playdate』を注文していたのだ。 海外から怪しい貨物が来たので訝しみながら開封し…

話数単位で選ぶ、2021年TVアニメ10選

シュームの大冒険 不滅のあなたへ 第1話「最後のひとり」 オッドタクシー 第4話「田中革命」 ゾンビランドサガ リベンジ 第7話「マイマイレボリューションSAGA」 小林さんちのメイドラゴンS 第1話「新たなるドラゴン、イルル! (またよろしくお願いします)…

ゲーマーズライフのゲームオブザイヤー2021

ベスト5 1位:It TakesTwo 2位:モンスターハンターライズ 3位:ウマ娘プリティーダービー 4位:スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド 5位:メトロイドドレッド 選外 ノーモア★ヒーローズ3 Fate/Grand Order(Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロ…

ゲーマーズライフの2021年映画ベスト10

1位:シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 2位:ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結 3位:ドライブ・マイ・カー 4位:機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 5位:竜とそばかすの姫 6位:007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 7位:JUNK HEAD 8位:カラミティ 9位:…

新型SwitchはiPhoneに追いついた

10月8日に発売された「Nintendo Switch 有機ELモデル」(以下新型Switch)を購入した。今回の最大の特徴はその名の通り本体の画面が液晶から有機ELに変わったことだ。他にも画面の大型化や音質向上、スタンドの大型化、ドックへのLANケーブル接続端子追加な…

疾風怒濤の勢いは逆シャアレベル!『GのレコンギスタⅢ 宇宙からの遺産』がTV版より面白い理由

劇場版『GのレコンギスタⅢ』「宇宙からの遺産」を見てようやく腑に落ちた。「ああ、Gレコってこういう物語だったのか」と。映像の圧縮と芝居の方向付け、そして何よりドラマの肉付けによってTV版より格段に面白くなっている。齢79歳にして、まだまだ庵野にも…

『竜とそばかすの姫』と脚本の完成度

細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』を見て最初に感じたのは脚本の完成度の低さだった。 近年の細田監督作品では毎度のことなのだが、大風呂敷を広げる割に設定が穴だらけで、キャラクターも明後日の方向に走り出してしまう。 そもそも「U」の世界は50億…

巨大ロボットをその目で見て、考える――「富野由悠季の世界」青森会場レポ

アニメ監督・富野由悠季をフィーチャーした展示会「富野由悠季の世界」の最後を締めくくる青森会場に先日行ってきた。これまで福岡会場に2度、神戸会場に1度行ったのでこれで4度目となる。 なんで何度も通っているのかというと、各美術館の大きさやスケジュ…

『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』は庵野秀明の匂いがするから好きという話

もう4回目になる『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の話だが、今回は「庵野秀明の匂いがするから好き」という話をしたい。 そりゃ当たり前だろうと思うかもしれないが、新劇場版シリーズは庵野総監督の匂いが希薄だと思って見てきた。 庵野総監督の作風には…

『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』を見る前に覚えておきたい新旧エヴァ用語集

『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の理解を深めるために考察サイトを巡っていたらもひんこさんによる「エヴァ考察」が大変腑に落ちたので、自分用メモとして用語別にまとめてみた。 引用、参考にさせていただいた記事 【エヴァ考察第1章】エヴァという物語…